データ復旧事例

Windows7が立ち上がらないLenove製デスクトップパソコンThinkCenterEdge72からのデータ復旧(大阪市浪速区　卸売業)

投稿日：2020.03.30 更新日：2020.03.30

メーカー：Lenovo(内蔵HDD：WesternDigital）
型番：ThinkCenterEdge72(内蔵HDD：WD2500AAKX-08U6AA0)
症状：Windowsが立ち上がらない
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：1週間程度

※オプション料金別

お客様より

仕事で10年程度使用しているデスクトップパソコンが立ち上がらなくなりました。再起動をしてもWindowsのロゴが出来てきません。そろそろ買い替えないといけないと思っていた矢先のトラブルで非常に困っています。業務を管理しているエクセルファイルや、過去の売り上げ伝票のPDFが多く保存されておりますので何とかデータの復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

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診断の結果

デスクトップパソコンから内蔵ハードディスクを取外しました。内蔵ハードディスクを専用機器で診断した結果、不良セクタと呼ばれる読取のできない領域が多数発生している状態を確認した為、物理障害と判断しました。ただし、専用機器上で制御を行うことでディレクトリ構成が確認できた為、データ復旧自体は可能と判断しました。

復旧作業にチャレンジです

専用機で障害はーディスクの制御を行いクローンハードディスクの作成を行います。クローンハードディスクとは、障害ハードディスクの記録情報を正常なハードディスクに書き写した複製のことを指します。ハードディスク内部ではセクタと呼ばれる単位でデータの書き込みが行われ各セクタには0番セクタ、1番セクタと番号が割り当てられています。数千万~数億あるセクタの情報を読み取り正常なハードディスクに書き写していきます。今回のケースでは、最終的に数千万あるセクタの内、200セクタ程度が読取できませんでしたが、クローンの精度として99,9パーセント以上となります。作成したクローンハードディスクを元に解析作業を行った結果、お客様の必要なデータを確認することができました。

復旧作業の結果

復旧できたデータの内、事前にお客様にお伺いしていた重要なエクセルファイルを中心にオープン確認を実施しました。30点のデータをランダムで開き、30点全てのデータを正常に開くことができました。店頭でお客様にもご確認いただき問題ないとのご判断をいただきご納品させていただきました。

担当者より

今回は、10年程度使用していたパソコンでした。最近のパソコンはメンテナンスさせ行っていれば10年使用しても十分に使用可能です。ただし、内蔵されているハードディスクは10年経過すると全体の7～８割以上が障害を発生するとのデータもあります。お使いのパソコンの使用期間が長い場合は特にバックアップを取っていただくことを強くおススメいたします。