データ復旧事例

固まってから起動できなくなったノートパソコンからのデータ復旧(大阪市淀川区　情報通信業)

投稿日：2020.03.23 更新日：2020.03.23

メーカー：WesternDigital
型番：WD7500BPVX-08JC3T5
症状：電源が入らない
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：3日程度

対応：梅田大阪駅前店

※オプション料金別

お客様より

テレワークで使用しているパソコンなのですが、会議中にパソコンが固まり、強制再起動を行ったのですが、電源ボタンを押しても反応がありません。とりあえず代替え機器は何とかなりそうなのですが、子供の写真などを保存していたため、データを取り戻したいです。梅田大阪駅前店での診断をお願いしたいです。

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診断の結果

専用機器にて初期診断を行ったところ、不良セクタが多く発生している状態でした。物理障害での対応が必要と判断しました。

復旧作業にチャレンジです

まずは、専用機器を使用してのクローン作業です。不良セクタの状態から、おそらく傷が入ってしまっている可能性が高い状態でした。全体の95%程度までは何とか情報を読み出すことができました。クローンディスクの情報を確認してみましたが、ユーザーフォルダの一部が欠落している状態であったため、解析作業を行い、データの一時確保を行いました。

復旧作業の結果

お客様にデータの確認を行っていただきました。もともと存在していたフォルダの中には半分程度の写真データしかありませんでしたが、拡張子別に保存されているフォルダの中に穂残りほとんどのデータがあるということで、かろうじて復旧成功と判断いただき、復旧データとしてお渡ししました。

担当者より

不良セクタの量が多いほど、どうしてもデータの破損率は上がってきます。どれくらい破損していればといった割合を出すことはハードディスクに対するデータの書き込まれ方で変わってくるため、具体的にお伝えはできませんが、不良セクタが10%程度あっても100%に近い復旧率な時もあれば、20%程度しか復旧できていないこともあります。そのため、不良セクタが発生している場合は、特に入念にデータの確認を行っていただくようにしています。