データ復旧事例

Windowsアップデート直前に起動しなくなったデスクトップパソコンからのデータ復旧（大阪府高槻市の小売業様より）

投稿日：2020.01.23 更新日：2020.01.23

メーカー：WesternDigital製
型番：WD5000LPCX
症状：起動ループが発生する
障害：論理障害
費用：39,800円(＋税)～
期間：1週間前後

※オプション料金別

お客様より

店舗内での作業を行うために使用していました。Windows7がもうすぐ使えなくなると聞いて知り合いに相談してみると、何とかしてくれるということになり、直近の定休日に作業を行ってもらうことにしました。そして電源を入れると、メーカーのロゴが表示されるのですがちょっとすると画面が黒くなり、またメーカーのロゴが表示される状態になってしまいました。どこにどのようなデータがあったかをあまり覚えていないため、とにかくすべてのデータがほしいです。データの復旧をお願いします。

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診断の結果

初期診断を行ったところ、専用機器上では正常に認識し、データへのアクセスも問題ありませんでしたが、論理障害用のデータ復旧機器で確認すると、ハードディスクの情報を読み込めていない状態でした。論理障害と診断しました。

復旧作業にチャレンジです

まずは作業上、負荷の高い作業が発生する可能性があったため、クローン作業を実施しました。クローンディスクからデータの確認を行ってみると、フォルダの構成やファイルの情報が問題なく確認することができました。

復旧作業の結果

データの一時確保を行い、お客様に確認を行っていただきました。お客様からは、ほしいデータがきちんと復旧できていると確認いただけたため、データのお渡しを行いました。

担当技術者より

障害状態としては非常に軽度の障害でした。ただ、私どもとしては安全かつ確実にデータを復旧させるため、いくつかの工程を経たうえで、データの復旧を行っております。初期診断時点では確認できない障害が本格的な復旧作業を開始したときに発覚するということもあります。データを取り出すという観点から作業的に少々遠回りをすることもありますが、確実にデータ復旧を行うため、手間をかけることもあります。