データ復旧事例

落下させてしまったIOデータ製外付けHDDからのデータ復旧(重度物理障害　落下後異音発生　大阪市大正区　学校法人)

投稿日：2021.01.20 更新日：2021.01.20

メーカー：IOデータ (内蔵：東芝)
型番：HDEL-UT1W (内蔵：DT01ACA100)
症状：装置を落下させてしまった後、異音が発生
障害：重度物理障害
費用：99,800円(＋税)～
期間：約1週間

※オプション料金別

お客様より

仕事のデータのバックアップを保存するために使っていた外付けハードディスクです。パソコンからデータをコピーし終わり、パソコンのデータを消した直後に落としてしまいました。恐る恐る再度パソコンにつなげてみると外付けハードディスクから「プププ」みたいな異常音がなっていました。パソコンでもデータが表示できなくなっていました。データの復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

内蔵されているハードディスクを取り外し専用機器で診断を行いました。まず最初に通電の確認を行いました。通電後すぐに「プップップッ」といった異常音が発生していることを確認しました。データを復旧するためにはハードディスクの分解作業を行い部品の交換作業が必要となる為重度物理障害として対応いたします。

復旧作業にチャレンジです

ハードディスクの分解作業をクリーン環境で行い損傷部品の確認を行いました。磁気ヘッドを交換する必要がある為、損傷した磁気ヘッドパーツを取り外しました。前もって用意しておいたドナーハードディスクも同時に分解し磁気ヘッドを取り外し障害機器へ取り付けました。交換を行った結果、異常音は無くなりハードディスクから正常にデータを読み取れる状態になりました。その後クローンハードディスクを作成し、解析を行いました。

復旧作業の結果

解析の結果出てきたデータを確認したところお客様のデータが確認できました。主にエクセル・ワード・PDFのデータが重要とのことでしたので最新の日付から順番に30点ほどデータを確認しました。確認の結果、すべてのファイルが正常に開くことができました。お客様に来店頂き復旧できたデータを確認していただきました。確認の結果最新のバックアップデータがすべて復旧できていると判断いただけました。

担当技術者より

今回は、東芝製のハードディスクが内蔵されている外付けハードディスクで落下後に異常音が鳴り始めたという事例でした。東芝製のハードディスクで重度物理障害のご対応をさせていただくことはよくあります。クイックマンでは、重度物理障害が発生している東芝製のハードディスクで非常に高い復旧成功率があると自負しています。東芝製のハードディスクで重度物理障害が発生した場合はぜひクイックマンにご相談ください。