データ復旧事例

日立製ポータブルディスク(Touro Mobile Pro)のデータ復旧事例(重度物理障害モータロックによる起動不可大阪府池田市デザイン関連業)

投稿日：2020.01.17 更新日：2020.01.17

メーカー：日立(HGST)(内蔵：HGST)
型番：Touro Mobile Pro TV 500GB(内蔵：HTS545050A7E380)
症状：モーターロックによる起動不可
障害：重度物理障害
期間：4日程度
費用：99,800円(＋税)～

　　　　　　※オプション料金別

対応：梅田大阪駅前店

お客様より

基本的に在宅で仕事をしてりうのですが、たまに出社する必要があるため、データの持ち運び用にハードディスクを使用しています。一昨日出社した際には正常に使えていて、昨日家のパソコンにつないで仕事をしていた時にハードディスクを軽く引っかけてから急に使えなくなってしまいました。ハードディスクが突然壊れたりするのでしょうか？とりあえず梅田大阪駅前店への持ち込みをしたいです。

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診断の結果

専用機器にてハードディスクの診断を行いました。通電開始と同時に、断続的な電子音が発生したため、モーターロックの可能性が高いと判断し、重度物理障害の対応が必要と判断しました。

復旧作業にチャレンジです

ハードディスクを開封し、モーターロック状態の強制解除を行いました。そのままクローン作業を行ったのですが、一部に不良セクタが発生している状態でした。データ領域全体のうち、99.8%程度の領域の情報の取得ができたため、論理情報の確認を行いました。お客様からは200GB前後のデータがあると伺っていましたが、データ量的に必要なデータ量を確認できたため、一時確保を行うことにしました。

復旧作業の結果

日程の調整を行い、一部データ確認のための環境を準備していただいて、確認を行っていただくことにしました。特にイラストレータのデータが重要と伺っていましたが、必要なデータが無事に開くことができると確認いただけたため、復旧成功と判断させていただきました。

担当技術者より

ハードディスクが壊れることがあり得ないと初期診断時にお持ち込みされる方からは話されることがあります。正直に申し上げて、ハードディスクは使い方によっては壊れます。徐々に調子が悪くなってということは稀で、どちらかというと、突然壊れることがほとんどです。そのため、一定の周期でバックアップを行っていただくことをお勧めいたします。皆様の大切なデータを守るための手法の一つです。データのお渡しの際にお客様の合わせたバックアップ方法のご相談もいただいております。