データ復旧事例

QNAP製NAS(TS-220)のデータ復旧事例(論理障害認識しなくなった大阪市北区不動産販売業)

投稿日：2019.12.26 更新日：2019.12.26

メーカー：QNAP(内蔵：WesternDigital)
型番：TS-220(内蔵：WD20EZRZ)
構成：2TB×2台構成、RAID1
症状：ディスク認識不良によるアクセス不可状態
障害：論理障害
費用：59,800円(＋税)～
期間：3日程度

※オプション料金別

お客様より

以前はパソコンのデータ復旧でお世話になったのですが、今回は事務所のサーバーで使っていた機械が壊れてしまいました。できるだけのペーパーレス化を進めていて、今のところ、サーバーの中にほとんどのデータを保存してしまっています。すべてのデータが戻るのが一番良いのですが、どんな形でもデータが戻ってくるならとにかくデータの復旧をお願いしたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

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診断の結果

専用機器にてお持ち込みいただいた2台のハードディスクの初期診断を行いました。2台とも物理的な障害は見つからなかったため、論理障害にて対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器にてのクローン作業を開始しました。2台ともクローン作業の結果は100%でした。データの整合性の確認を行いましたが、一部のデータで最新より1か月近く古いデータが見つかりました。最新データが存在するクローンディスクを使用して、確認できたデータの確保作業を行いました。

復旧作業の結果

確保できたデータの確認を行っていただきました。必要なデータが問題なくそろっていると確認いただけたため、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

RAID1で運用されているNASのデータですが、2台のハードディスクが同時に使用できなくなれば、内容は全く同じと推定できますが、時間差が発生して使用できなくなると、2台のデータの整合性がなくなります。2台同時に使用できなくなった可能性の判断が難しい場合は、本体も含めて2台ともお持ち下さいますよう、よろしくお願いいたします。