データ復旧事例

アクセスができなくなったNASからのデータ復旧

投稿日:2018.09.28 更新日:2018.09.28


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メーカー:iomega製
型番:Precision T7600(1TB×4台構成、RAID5
症状:起動できなくなった
障害状態:HDDの認識不良(論理障害)
期間:2~3日

※オプション料金別



お客様より

ファイルサーバーで使用していたのですが、先日、点検のために計画停電があり、一度電源を落としました。停電中にできなかった仕事を片付けるため早めに出社し、T7600に電源を入れましたが、何かしらのエラーが出て起動しない状態になっていました。メーカーの保守の方にも見ていただきましたが、どうやらHDDにトラブルがあるので、専門の業者でなければ対応ができないということでした。社内の業務のほとんどが止まってしまっているので、とにかくデータが必要な状態です。


診断の結果

T7600のHDDの診断を行いました。診断内容の結果、2番が重度の物理障害、3番ディスクに物理障害が発生していることを確認しました。、複合障害での対応が必要と判断しました。


復旧作業にチャレンジです

円滑に作業を進めていくために2番ディスク以外のイメージ取得を行いました。物理障害を起こしていた3番ディスクのイメージですが、特定のヘッドで一定のパターン化られている状態のエラー領域が現れてきていました。おそらく傷が入ってしまっている可能性があります。なんとかディスクイメージの取得を完了させ、RAIDの再構築を行いました。データ領域へのアクセスは問題なくできたのですが、オープン確認を行ったところ、ところどころでファイル破損が発生していました。


復旧作業の結果

お客様にオープン確認を行っていただき、一部業務に支障は出るかもしれないが、なんとかなりそうということで、復旧成功と判断いたしました。


担当技術者より

非常にお急ぎであったということもあり、最速でできる範囲内でデータ復旧を行いました。データ納品後に部署内でどうしても必要だったデータが破損していたことが発覚したため、重度障害対応を追加作業として行いました。その結果、復旧率は改善され、ご指摘いただいたデータも無事に復旧できていました。

まとめ

RAIDを構成するディスクの台数によって復旧率が変わることがまれにあります。場合によっては追加作業を行うことも可能です。まずはご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。


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