データ復旧事例

ディスクエラーが発生したサーバー機からのデータ復旧

投稿日:2018.09.26 更新日:2018.09.26


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メーカー:DELL製
型番:Precision T7600(2TB×4台構成、RAID10
症状:データにアクセスできない
障害状態:HDDの認識不良(物理障害)
期間:1日

※オプション料金別



お客様より

ファイルサーバーで使用していたのですが、先日、点検のために計画停電があり、一度電源を落としました。停電中にできなかった仕事を片付けるため早めに出社し、T7600に電源を入れましたが、何かしらのエラーが出て起動しない状態になっていました。メーカーの保守の方にも見ていただきましたが、どうやらHDDにトラブルがあるので、専門の業者でなければ対応ができないということでした。社内の業務のほとんどが止まってしまっているので、とにかくデータが必要な状態です。


診断の結果

T7600のHDDの診断を行いました。診断内容の結果、2番が重度の物理障害、3番ディスクに物理障害が発生していることを確認しました。、複合障害での対応が必要と判断しました。


復旧作業にチャレンジです

円滑に作業を進めていくために2番ディスク以外のイメージ取得を行いました。物理障害を起こしていた3番ディスクのイメージも通常より多少時間がかかりましたが、どうにかエラーも残すことなくディスクイメージの完全取得に成功しました。RAIDの再構築を行い、データ領域へのアクセスを試みました。お客様より伺っていたフォルダ構成が確認でき、ファイルのランダムオープンも問題なくできました。


復旧作業の結果

復旧率は95%以上と判断しています。最終確認で、直接データを確認いただいた際にも、問題ないと判断いただき安心しました。


担当技術者より

RAIDの中でも特にRAID0が使用されている場合、1台でも故障すると全く使い物にならなくなってしまいます。そのため、物理障害と診断せざるを得ない場合、リスクとして復旧したデータの中には破損データが含まれていることを伝えなければいけません。そういった中でも今回のように復旧したデータが元通りに戻ってくれていると、とても安心します。信頼性を確保するためにRAID10を採用されていましたが、RAID+バックアップで運用されていればトラブルを最小限にとどめられていた可能性もありました。

まとめ

今回のサーバー機はSATAタイプのHDDでRAIDが構築されていましたが、SASからでもデータ復旧は可能です。RAIDの構成、容量にかかわらず、まずはご相談いただければと思います。


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