データ復旧事例

認識できないUSB一体型ハードディスク(WDBU6Y0020BBK)からのデータ復旧(物理障害　和歌山県和歌山市　教育関連業)

投稿日：2021.08.21 更新日：2021.08.21

メーカー：WesternDigital製(内蔵：WesternDigital製)
型番：WDBU6Y0020BBK(内蔵：WD20SMZW)
症状：認識しなくなった
障害：論理障害
費用：39,800円(税込43,780円)～
期間：3日程度

※オプション料金別

お客様より

3年ほど前に新しく購入し使用しています。先日パソコンにつなぐと今までならハードディスクの中身が表示されていたのが何の反応もなくなっていました。作成中の論文データと論文用の資料をまとめて保存していました。ワードとPDFがほとんどです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

診断開始時にハードディスクを取り出してみると、通常のSATA端子ではなく、USB端子が付けられたハードディスクでした。専用機器に接続し、初期診断を行てみたところ、物理的な障害は見つかりませんでした。論理障害での対応となりました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器にてクローン作業を行い、作成したクローンディスクからデータ領域へのアクセスを行ってみました。クローンディスクのデータ領域上にフォルダやファイルの情報が確認できなかったため、解析作業を行い確認できたデータの一時取得を行いました。一時取得したデータのワードファイルを中心に30ファイルほどの丹ダムオープン確認を行ってみましたが、すべて正常に開くことが確認できました。

復旧作業の結果

一時取得したデータのリストを作成し、お客様に確認をしていただきました。お客様からは必要なデータが復旧できていることが確認できたとのご連絡をいただけたため、復旧成功と判断し、納品用媒体にデータのコピーを行って、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

以前からパソコンとの接続用にハードディスクにUSB端子が採用されているものがありますが、最近はかなり増えてきています。USBタイプのものは、物理障害などを起こしてしまうと専用機器がなければデータの復旧はまずできません。USB接続で無理に読ませようとすると、障害が終章化する要因にもなるため、まずはクイックマンへのご相談をお願いいたします。