データ復旧事例

ロジテック製外付けハードディスク(LHD-EN2000U2HLW)のデータ復旧事例(物理障害 HDDが故障した大阪府門真市自動車整備業)

投稿日：2020.04.30 更新日：2020.04.30

メーカー：Logitec(内蔵：Seagate)
型番：LHD-EN2000U2HLW(内蔵：ST2000DM001)
症状：ファイル破損によるアクセス不可
障害：物理障害
期間：4日程度
費用：49,800円(＋税)～

　　　　　　※オプション料金別

対応：梅田大阪駅前店

お客様より

パソコンの容量が少なかったので、データの保存用に追加したものです。一通りに作業が終わって情報をエクセルに打ち込んで保存しようとすると、突然保存できなくなりました。ハードディスクは読めているのにデータの書き込みができません。梅田大阪駅前店に持ち込んでの対応を希望したいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にてハードディスクの診断を行ってみました。論理領域内の一部にデータの読み込みが不安定で不良セクタが発生する場所があったため、物理障害で対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器にてクローン作業の開始です。一部の領域に対してほぼ一定のパターンでデータの読み込み不良が発生していました。これは傷かな？と思いつつも一通り情報の読み出しを行ったのち、ハードディスクの負荷調整を行いながら強制的に不良セクタ部分の情報の読み出しを行っていきました。結果、0.00001%にも満たない不良セクタを残し、ほぼすべての情報を読み出すことができました。論理領域へのアクセスを行い、データの一時確保を行いました。

復旧作業の結果

お客様に来店いただきデータの確認を行っていただきました。お客様自身も修理事例のブログや動画を投稿されているということで、かなりの写真や動画データが保存されていました。確認いただいた範囲内ではデータの破損がありませんでしたが、潜在的にデータの破損が発生しているかもしれないということをご理解いただいたうえで、復旧成功と判断していただきました。

担当技術者より

データ復旧業界では必須の機材となっておりますPC3000を使用してクイックマンではデータ復旧を行っています。こちらの機材はもともとハードディスクの修理目的で開発されたものなのですが、データ復旧でもしようができるということがわかり、データ復旧機材として特化した機械に発展してきました。そのため、ハードディスクの状態によっては制御情報の書き換えや更新を行って安定する動きを作り出すためごくたまにですが、症状が改善されてしまっていることがあります。お客様が希望される場合を除き機器返却を行っておりますが、正常に動いたとしても、一度障害が発生した機器のため再使用はお勧めいたしません。ご理解をよろしくお願いいたします。