データ復旧事例
Synology DS918+の故障!メーカー不可からデータ復旧成功事例
明石市のお客様:他社やメーカー手順で復旧不可のSynology DS918+(RAID崩壊)からデータ救出に成功
お預かりした機器の概要と障害内容
お預かりした機器はSynology(シノロジー)のDiskStation DS918+です。容量は8TBのハードディスクを4台搭載した合計32TBで、RAID6構成で運用されていました。障害の内容としては、本体の電源ユニット故障による強制終了に伴うRAID崩壊、およびファイルシステム(Btrfs)の重度論理障害です。こちらの機器の復旧にかかった作業期間としては約7〜10営業日をいただきました。
お客様からのお問合せ内容
導入から9年経つ会社のNASが突然電源が入らなくなり、業務データが見れなくなってしまったと、兵庫県明石市の事業者様より大変お困りのご様子でご相談をいただきました。
詳しく状況をお伺いすると、突然NASの電源が落ちてその後全く起動しなくなったそうです。どうにかデータを引き出そうと、メーカーであるSynology社の公式サイトにあるPCとUbuntuを使用したデータ復元手順を試されたものの、エラーが出てマウントできなかったとのことでした。慌てて他社のデータ復旧業者へ依頼されましたが、ファイルシステムが複雑で復旧不可と診断され、そのまま返却されてしまったという経緯でした。長年蓄積した重要な業務データが多数保存されており、なんとか取り戻したいという強いご希望でした。
診断結果
お預かりしたNASと内蔵HDDを、データ復旧クイックマンの神戸三宮ラボにてデータ復旧専用機器で診断いたしました。
結果として、ハードディスクのモーター不良やヘッドクラッシュといった物理障害は起きていませんでした。しかし、NAS本体の電源ユニットが故障して強制終了した際、データの書き込み中だったことが原因からか、RAID6の構成情報とファイルシステムの管理領域が深刻なダメージを受けてRAID崩壊を引き起こしていました。ハードディスク自体は動くものの、データの目次や並び順がめちゃくちゃになっている状態です。
復旧作業
今回のケースは物理障害こそないものの、8TBが4台のRAID6とBtrfsという組み合わせの論理障害であったため、復旧難易度は非常に高いものでした。お客様が試されたメーカー公式のLinuxを用いたマウント手順はあくまでファイルシステムが正常であることが前提であり、今回のようにメタデータが破損している状態ではエラーとなり読み込むことはできません。
データ復旧のセオリーとして、通常は安全のために全ハードディスクのクローンを作成してから作業を行います。しかし、8TBが4台という大容量の環境においてクローンを作成してから解析を進める手順を踏むと、ご提示した約10日間という作業期間内での納品は到底不可能です。
当店ではお客様の業務再開を最優先とするため、作業時間と安全性のバランスを慎重に考慮しました。そして、事前の診断でハードディスクに物理的な障害が一切ないことを専門機材で完全に確証した上で、今回はお客様のオリジナルハードディスクから直接データの解析および回収作業を行う決断を下しました。
具体的には、専用のパターン解析を用いてハードディスク内のデータ構造を直接解析し、消失したRAID6のパリティ情報やストライプサイズを特定して仮想的にRAID6を再構築しました。そして仮想構築したRAID領域に対し、破損したBtrfsのツリー構造を独自技術で修復し、データの抽出を直接行いました。臨機応変な判断と高い技術力により、限られた期間内でのデータ救出を実現しています。
復旧作業結果
作業の結果、他社様で復旧不可とされた絶望的な状態から、RAID6の実容量である約16TBの領域より、保存されていた約14.7TBにおよぶ業務データの99%以上を救出することに成功しました。フォルダ構造も元の状態を維持できております。
メーカーの手順でも他社でもダメだったので半分諦めていましたと、お客様にも大変お喜びいただくことができました。救出したデータは当店でご用意した新しい外付けハードディスクに保存し、速やかにお渡しいたしました。
技術者からのアドバイス
SynologyのNASに採用されているBtrfsはスナップショット機能などを備えた優れたファイルシステムですが、構造が複雑なため障害発生時の復旧が極めて難しいという側面を持っています。メーカー公式サイトにあるパソコンを使った復旧方法は、本体の故障のみでデータ構造が健全な場合には有効です。しかし今回のようにRAIDやファイルシステムが破損している状態で不適切なマウント作業を試みると、かえって状態を悪化させてしまうリスクがあります。
また、電子機器の寿命は一般的に5年から7年と言われています。導入から9年が経過している機器は、いつ電源ユニットなどの故障が起きてもおかしくありません。大容量のデータを安全に守るためにも、定期的な機器の入れ替えと別の媒体へのバックアップを強くお勧めいたします。
まとめ
Synology社製のDiskStationなどで採用されているRAID構成やBtrfsフォーマットは、一度論理障害が発生すると一般的なパソコンの知識や市販の復旧ソフトでは太刀打ちできないケースがほとんどです。
データ復旧クイックマンでは、他社様で対応不可と診断された大容量で高難度な論理障害からでも、高度なデータ解析技術によりデータを救出できる可能性が十分にあります。また、今回のように物理障害のないケースでは納期のスピードを重視した柔軟な対応も可能です。データが見られない場合やメーカーの手順でもダメだったという場合は、状態を悪化させる前にぜひ一度当店へご相談ください。
FAQ
Q1: メーカー公式サイトの手順でUbuntuからマウントしようとしてもデータが見れないのはなぜですか?
A1: おそらくファイルシステムやRAID構成情報そのものが破損する論理障害が発生しているためです。メーカーの手順はデータ構造が正常であることを前提としているため、破損がある場合はエラーとなり読み込むことができません。
Q2: 物理的な故障がなくてもデータ復旧が難しいことはあるのですか?
A2: はい、ございます。今回のような大容量のRAID6やBtrfsの組み合わせはシステム内部の構造が非常に複雑です。データ管理領域が破損した場合、バイナリレベルでの高度な解析技術が必要となるため物理障害がなくても復旧難易度は高くなります。
Q3: 大容量のNASが故障したのですが急ぎでデータを取り出してほしいです。対応可能ですか?
A3: はい、状況に応じて臨機応変に対応可能です。今回のように物理的な障害がないことが確認できた場合は、クローン作成の工程を省いて直接オリジナルディスクから解析を行うなど、納期を最優先にした手法をご提案させていただくことも可能です。
Q4: 他社でBtrfsだから復旧できないと断られた機器でも直る可能性はありますか?
A4: 対応可能です。他社様で技術的な理由により断られた案件でもデータ復旧クイックマンで復旧に成功した事例は多数ございます。初期診断は無料ですので諦める前に一度神戸三宮ラボへご相談ください。
Q5: 救出された数テラバイトのデータはどのようにして受け取るのでしょうか?
A5: 救出できたデータは当店で手配した新しい外付けハードディスクなどに保存してお渡しいたします。お客様の大切なデータ容量に見合った安全な媒体に移行して納品させていただきますのでご安心ください。
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