データ復旧事例
岡山市北区データ復旧事例|開けなくなったRAID1サーバー(HP ProLiant ML30 Gen9)からデータ復旧に成功
メーカー:HP製
型番:ProLiant ML30 Gen9
容量:2TB HDD×2台
症状:共有フォルダにアクセスできない
障害:物理障害
期間:最重要フォルダは即日/全データは4日
※オプション料金別
お客様からのお問合せ内容:共有フォルダが開けず業務が完全に止まった
岡山市北区の士業事務所様より、事務所内で運用しているWindows Serverの共有フォルダにアクセスできなくなったとのご相談をいただきました。機器はHP ProLiant ML30 Gen9で、2TB×2台のRAID1構成です。顧客案件のPDF、画像、申請関連データ、テンプレートや進捗管理ファイルなどが保存されており、共有が止まったことで受付や申請業務がまともに進められない状況でした。岡山県内で一度相談したものの物理障害の可能性があるため対応が難しいと言われ、即日で診てもらえる事業者を探して当店を見つけていただいたとのことです。とにかく1秒でも早い復旧が必要とのことで、すぐに診てほしいとお持ち込みいただきました。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断結果:物理障害の兆候を確認しRAID1の崩れと判断
サーバーからHDDを取り出し、データ復旧専用機器に接続して状態を確認しました。その結果、2台のうち1台に不良セクタが確認でき、もう1台にも読み取りが不安定な兆候が見られたため、RAID1として安定して運用できる状態ではないと判断しました。業務停止の影響が大きく、できるだけ早く必要データを戻したい状況でしたので、先行納品が可能な特急プランをご提案し、まずは最重要フォルダの即日確保を優先する方針をご説明しました。復旧工程では2台それぞれの安全性を確保したうえでクローンを作成し、更新状況を比較して最新データを保持している側を見極めてデータ抽出を進める流れを共有しました。
復旧作業実施:クローンを作成し最新データを見極めて抽出
物理障害の兆候が確認されたため、データ復旧専用機器にてセクタ単位のクローン作成を行いました。必要データを早く戻すため、全体を一気に進めるのではなく、優先度の高い領域から慎重にデータを確保する流れで対応しています。2台のクローン上でフォルダの更新状況や構成を比較し、より新しいデータが残っている側を基準に解析を進めました。RAID1の整合性を前提にした再構築は行わず、最新データを保持しているクローンディスクの解析を行いデータの確保を実施しました。
復旧作業の結果:最重要フォルダ10GBを即日、全体を4日で復旧
最優先と伺っていた顧客案件の中核フォルダ約10GBについて、診断当日に先行でデータを確保し、リモートで内容を確認いただきました。内容に問題ないと言う事でクラウド経由で納品を実施。最重要の業務が動かせる状態になったことで、事務所内の混乱がひとまず落ち着いたと伺っています。その後、残りの案件フォルダや申請関連データ、テンプレート類を含めて整理と抽出を進め、合計約1.4TB程度のデータを確保しました。お預かりから4日で外付けHDDにデータを確保し納品いたしました。即日で必要な範囲を戻しつつ、全体も無理のない日数で安全に確保できたケースです。

担当技術者より:RAID1でも“同時劣化”を前提に備える
RAID1はバックアップの代わりではなく、片側が停止しても運用を継続するための仕組みです。実際の現場では、同時期に導入した2台のHDDが同じタイミングで劣化し、片側の不調が引き金となってもう片側にも負担が集中し、短期間で状態が悪化するケースが少なくありません。自己流の再同期やHDD交換は最新データが残るディスクへ負荷をかけてしまう恐れがあります。違和感を感じたら通電を控え、早めに相談いただくことで即日レベルの先行確保ができる可能性も高まります。
まとめ:岡山市北区でRAID1サーバーの共有停止から即日先行復旧
岡山市北区の士業事務所様で、HP ProLiant ML30 Gen9(2TB×2、RAID1)の共有フォルダが開けなくなった事例です。県内で相談したものの対応が難しいと言われ、物理障害にも即日対応できる事業者を探して当店へお持ち込みいただきました。データ復旧専用機器で診断した結果、不良セクタを伴う物理障害の兆候が確認されたため、2台のクローンを作成し、最新データを保持している側を基準に解析と抽出を実施しました。最重要フォルダ約10GBは即日で先行確保し、全体は4日で復旧できたケースです。
FAQ
Q1. 岡山市北区でRAID1サーバーの共有フォルダが開けないとき、最初にすべきことは?
A. 再起動や修復を繰り返さず、通電を控えて早期にご相談ください。
Q2. RAID1でも物理障害が起きることはありますか?
A. 同時期導入のHDDは劣化時期が重なり、2台とも不調になることがあります。
Q3. 重要フォルダだけ即日で戻せる可能性はありますか?
A. 状態とデータの位置によりますが、優先抽出で即日先行確保できる場合があります。
Q4. なぜRAID1を再構築せずに進めるのですか?
A. 最新データが残る側を正確に見極め、不要な負荷やデータ欠損のリスクを避けるためです。
Q5. 再発防止の現実的な対策は?
A. 世代管理バックアップの併用と、HDDの計画的な交換が有効です。
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