データ復旧事例
神戸市中央区の映像制作会社様でマウントできなくなったG-DRIVE USB-C 4TB外付けHDDからのデータ復旧事例
メーカー:I-O DATA(アイオー・データ)製
型番:G-DRIVE USB-C
容量:4TB
症状:Macで外付けHDDがマウントできず、アイコンが出てこない
障害:物理障害
期間:4日
お問合せ内容:神戸市中央区の映像制作会社で外付けHDDが突然マウント不能に
神戸市中央区の映像制作会社様から、「Macに接続しても外付けHDDがマウントされず、撮影素材にアクセスできない」とデータ復旧のご相談をいただきました。機器はG-DRIVE USB-C 4TBの外付けHDDで、4K映像の撮影データや編集中の案件素材をまとめて保存しておられました。前日までは問題なく使用できていたものの、撮影帰りにMacへ接続した際、Finder上にアイコンが表示されず、ディスクユーティリティでもマウントボタンがグレーアウトしたままの状態だったとのことです。締切が近い案件も多く、「できるだけ早く必要な素材だけでも取り出したい」とのご要望で、神戸三宮ラボまでお持ち込みいただきました。
診断結果:不良セクタが進行した物理障害とファイルシステム損傷を確認
外付けケースから4TBのHDD本体を取り出し、データ復旧専用機器に接続して状態を確認しました。SMART情報とセクタ単位の読み取り状況をチェックしたところ、ディスク前半を中心に不良セクタと読み取り遅延が多く、物理障害が進行していることが分かりました。また、ファイルシステムの情報が一部読み取れず、論理的な損傷も併発している状態でした。ヘッド異音やモータ不良は見られなかったため、今回はクリーン環境での分解までは不要と判断し、専用機器上でのクローン作成から復旧を進める方針をご説明しました。
復旧作業実施:専用機器でのクローン作成と映像フォルダの優先抽出
まず元の4TB HDDにこれ以上負荷をかけないよう、データ復旧専用機器でセクタ単位のクローン作成を行いました。読み取りが難しい領域ではリトライ回数と読み込み速度を調整し、不良セクタを避けつつ可能な限り情報を取得しました。クローンディスクが作成できた段階で、以降の解析はクローン側のみを使用し、Mac用のファイルシステム構造を解析してボリュームを仮復旧しました。そのうえで、お客様から指定いただいた「放送納品直前の案件フォルダ」「今期作品の撮影素材フォルダ」を優先して抽出し、その後にその他の過去案件やBロール素材のフォルダを順次コピーしていく流れで作業を進めました。
復旧作業の結果:映像素材を中心に約3.2TBのデータを4日で復旧
クローンディスク上で仮復旧したボリュームから、4K素材の撮影データ、編集プロジェクトファイル、書き出し済みの中間ファイルなどを中心に約3.2TBのデータを復旧することができました。特に締切が迫っていた案件フォルダについては優先的に抽出し、作業開始から3日目に一度ご来店いただいて内容を確認してもらい、そのまま編集マシンへ移行していただきました。その後、残りの素材フォルダとアーカイブ領域の整理を行い、お預かりから4日目に外付けHDDにデータを確保し納品いたしました。お客様からは「神戸市中央区でここまで映像向けのデータ復旧に対応してもらえるとは思わなかった」と、ほっとされたご様子で感想をいただきました。
技術者より:映像制作で使う外付けHDDは1本運用にしない
神戸市中央区の映像制作現場でも、外付けHDDを「撮影素材の置き場兼バックアップ」として1本だけで運用されているケースが少なくありません。しかし今回のように外付けHDDがマウントできなくなるトラブルが起きると、撮影データとバックアップを同時に失うことになり、制作スケジュール全体に大きな影響が出てしまいます。できれば、撮影直後に素材を編集用ストレージとバックアップ用ストレージの2系統に分けて保存し、ロケ先から戻ったタイミングでNASや別拠点にもコピーしておくと安心です。違和感を覚えたときに無理な再接続や初期化を行わず、早めにご相談いただくことが、データ復旧の成功率を高めるポイントになります。
まとめ:神戸市中央区でマウント不能になった4TB外付けHDDのデータ復旧
本事例は、神戸市中央区の映像制作会社様で使用されていたG-DRIVE USB-C 4TB外付けHDDが突然マウントできなくなり、大量の映像素材にアクセスできなくなったケースでした。診断の結果、不良セクタによる物理障害とファイルシステム損傷が確認されましたが、データ復旧専用機器でのクローン作成とボリューム解析により、主要案件を含む約3.2TBのデータを4日で復旧することができました。神戸市中央区周辺で同様に、映像制作用の外付けHDDやポータブルドライブが認識しない、マウントできないといったトラブルが発生した場合も、通電や初期化を繰り返す前にご相談いただくことで、データ復旧の可能性を高められます。
FAQ
Q1. 神戸市中央区で外付けHDDがマウントできなくなった場合、自分でまず試してよいことはありますか?
A. まずは別のUSBポートや別のケーブル、別のPCやMacで認識するかを確認する程度に留め、それでもマウントできない場合はそれ以上の操作を控えることをおすすめします。ディスクユーティリティでの「消去」やサードパーティツールでの修復を試すと、必要な映像データが上書きされるリスクがあります。
Q2. 映像制作用の外付けHDDがマウントできない状態でも、どの程度の確率でデータ復旧は可能でしょうか?
A. 異音がなく、今回のようにヘッドやモータに致命的な損傷がなければ、高い確率でデータ復旧できるケースが多くあります。ただし、不良セクタの範囲や使用状況によって結果は変わるため、早い段階で通電を止めていただくほど成功率は上がります。
Q3. 4TBの外付けHDDいっぱいに映像素材が入っている場合、どれくらいの日数がかかりますか?
A. 物理障害の有無や不良セクタの量にもよりますが、今回のケースのように不良セクタが点在している場合、クローン作成だけで丸1日以上かかることもあります。そのため、最重要の案件素材を先行して復旧し、残りを後からまとめて納品する形をご提案することが多くあります。
Q4. 映像制作で使う外付けHDDのバックアップは、どのように構成するのが理想的ですか?
A. 撮影直後に、編集用のストレージとバックアップ用の外付けHDDもしくはNASの2か所に同じ素材を保存する運用が理想的です。神戸市中央区のスタジオであれば、事務所内NASに一次バックアップを置きつつ、別フロアやクラウドにもコピーを持つことで、設置場所のトラブルにも備えられます。
Q5. データ復旧後の外付けHDDは、またそのまま使い続けても問題ないでしょうか?
A. 復旧元となった外付けHDDは、一度物理障害を起こしているため、そのまま本番用途で使い続けることはおすすめできません。復旧後は新しい外付けHDDやNASにデータを移行し、問題のあるHDDは保管用か廃棄を検討していただくのが安全です。今後の運用や機器選定についても、データ量や編集スタイルに合わせたご提案が可能です。
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