
データ復旧事例
北区有馬 TeraStation 赤ランプ点滅でアクセス不可|緊急データ復旧作業で業務復旧した事例

メーカー:Buffalo(バッファロー)製製
型番:TeraStation TS3420DN0804 容量:2TB×4
症状:アクセス不可
障害:複合障害
期間:3日
神戸有馬 TeraStation 緊急データ復旧事例:お客様より
神戸市北区、有馬温泉地にて観光業を営まれている企業様より「今朝からTeraStationにアクセスできない」とのご相談をいただきました。状況を詳しく伺うと、前日までは問題なく使用できていたものの、今朝から突然ネットワーク上に表示されなくなり、社内業務が完全に停止しているとのことでした。
もともと赤ランプが点滅していたHDDがあり、メーカーサポートの案内に従って該当HDDを交換したとのことでしたが、その後、しばらくは正常に使えていたものの、今朝から完全にアクセス不能の状態に陥ったとのことです。すぐに別の業者にも相談されたそうですが、即日の対応が難しいとのことで、当社へ直接持込来店いただきました。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
神戸有馬 TeraStation 緊急データ復旧事例:診断結果
お持ち込みいただいた機器は、**Buffalo製TeraStation TS3420DN0804(2TB×4)**でした。お預かり後、すぐにすべての内蔵HDDをデータ復旧専用機器にて1台ずつ丁寧に診断を行いました。
交換されたHDDにはデータが全く書き込まれておらず、まさにリビルド途中であったと推測されました。また、赤ランプが点滅していた元のHDDには多数の不良セクタが検出され、読み込みが困難な状態でした。残りの2台には明確な物理障害は確認されませんでしたが、RAID構成の整合性が取れず、リビルド中に障害が発生しRAID崩壊が起きたと判断いたしました。
神戸有馬 TeraStation 緊急データ復旧事例:復旧作業実施
まず、障害のあったHDDについては専用機器でのセクタ単位のクローン作業を実施しました。特に不良セクタの発生しているディスクは、読込時にヘッドへの負荷を抑えつつ慎重に処理を進め、可能な限りのデータを確保しました。クローン化が完了した後、正常だった2台のHDDと、クローンディスクを用いて、RAID構成のパラメータを詳細に解析。RAIDの崩壊時点を再現しながら、複数のパターンを検証し、仮想RAID環境を構築。
その後、再構築したRAID上のデータ領域を一括でスキャンし、データの整合性やフォルダ構成を確認しました。観光業特有の予約管理データや共有資料など、重要ファイルが多数含まれていたため、業務優先度の高いデータから順に確保を行う特急対応を実施しました。
一般的な業者では難しいセクタ単位の読み出しや、RAID崩壊後の仮想再構築は、専用機器と専門知識を持つ我々だからこそ可能な手法であり、他社には真似のできない高度な復旧処理となりました。
神戸有馬 TeraStation 緊急データ復旧事例:復旧作業の結果
お客様が必要とされていた業務用ファイルや共有資料などの重要データは全て無事に復旧することができました。即日納品を希望されていたこともあり、最優先での作業を行った結果、お持ち込みから当日中に主要データを納品することができ、非常にお喜びの声をいただきました。
「他の業者では“すぐに対応できない”と言われていたところを、すぐに診断してくれて、今日中にデータを受け取れるとは思っていませんでした」とのご感想を頂き、当社の緊急対応力と復旧技術に高い評価を頂戴しました。現場で作業にあたった私としても、大切な業務を支えるデータを守ることができ、非常にうれしく思います。
神戸有馬 TeraStation 緊急データ復旧事例:担当技術者より
TeraStationを含むRAID機器では、HDDの1台がエラー表示された時点で慎重な対応が必要です。リビルド中にもう1台のHDDに障害があると、今回のようにRAIDが崩壊してしまうリスクがあります。
万一赤ランプ点滅などの異常を見つけた場合は、再起動やHDD交換を行う前に、必ずバックアップを取ること、そして、不安な点があれば復旧の専門業者にご相談されることをおすすめします。
神戸有馬 TeraStation 緊急データ復旧事例:まとめ
神戸市北区・有馬温泉の観光業者様からのご依頼で、TeraStation TS3420DN0804の赤ランプ点滅に起因するRAID崩壊トラブルに対応しました。
高度な復旧技術を駆使し、業務に支障をきたすことなく即日納品を実現。今回のように、RAID障害は早期の判断と正しい対処が復旧成功の鍵となります。大切なデータが失われる前に、まずは当社にご相談ください。
神戸有馬 TeraStation 緊急データ復旧事例:FAQ
Q1. リビルド中にアクセスできなくなるのはなぜですか?
RAIDリビルド中に他のHDDに不良セクタが発生していると、構成情報に矛盾が生じ、RAIDが完全に崩壊することがあります。
Q2. 赤ランプ点滅のHDDはどうすればよいですか?
点滅を確認した時点で、HDDを交換する前に必ずバックアップを取りましょう。交換作業は専門業者に任せるのが安全です。
Q3. TeraStationのデータは、壊れても復旧できますか?
HDDの状態や操作履歴によりますが、適切な手順で対応すれば高い確率で復旧可能です。専門業者に依頼するのが最も確実です。
Q4. 他社で「対応できない」と言われた場合でも依頼できますか?
はい。弊社では他社で対応不可と判断された案件でも数多くの復旧実績があります。あきらめずにご相談ください。
Q5. 自社でHDDを交換したのが原因ですか?
必ずしもそうとは限りませんが、交換手順に問題があったり、他のHDDに見えない障害があった場合にRAID崩壊を引き起こすことがあります。
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