データ復旧事例

【TVで紹介】　メンテナンス実施後からデータを認識しないサーバー機からのデータ復旧（大阪府豊中市　法人様）

投稿日：2025.04.18 更新日：2025.04.18

メーカー：DELL製
型番：PowerEdge R750
お客様からの症状：データが見れない
障害：物理障害
期間：4日

お客様より：メンテナンスのために再起動を行ってからデータが見れなくなった。

サーバーで使用しているPowerEdge R750のデータアクセスが不安定になってきていたため、休み中にメンテナンスのための再起動を行ったのですが、起動エラーが発生してデータにアクセスすることができません。Hyper-vで使用している仮想サーバーのデータに保存しているデータの復旧をお願いしたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：初期診断の結果、物理障害での対応を行うことにしました。

障害機器のハードディスクを梅田大阪駅前店へお持ちいただき、データ復旧専用機器にて初期診断を行いました。データドライブとして使用されていた4台のハードディスクの中で、2台から不良セクタの発生を確認しました。専用機器を使用してのクローン作業が必須となってくるため、物理障害での対応を行うことにしました。

PowerEdge R750のデータ復旧作業にチャレンジです

専用機器を使用して4台のハードディスクに対してクローン作業を行ってみました。クローン作業の結果、不良セクタの発生を確認したハードディスクからはわずかにですが、情報取得が出来なかった領域が残り、残りの2台については、全領域の情報の取得に成功しました。作成したクローンンディスクからRAID5の再構築を行ってみたところ、使用されている仮想サーバーの存在までは確認でき、一時取得を行ってみましたがサーバー内に保存されているデータの確認もできましたが、すべて破損データとなっていたため、RAID構成の調整を行って改めてデータ領域内へのアクセスを行ってみることにしました。RAID構成の調整後の状態からも仮想サーバーの存在が確認でき、こちらのサーバーデータの一時取得を行って、内部データへのアクセスを行うと、フォルダやファイルの存在が確認でき、一部のファイルをランダムに選択してオープン確認を行ってみたのですが、選択したファイルはすべて正常に開けることが確認できました。

復旧作業結果：PowerEdge R750からのデータ復旧に成功！

5台の仮想サーバーが存在していたため、それらの仮想サーバーのデータ取得を行い完了したところで、梅田大阪駅前店にて取得できたデータの確認を行っていただきました。データ復旧の依頼をいただいた担当者様と導入を行われた業者の担当者様にご来店いただき、取得できたデータの確認を行っていただいたところ、復旧作業成功と判断をいただくことが出来ました。納品に関しては、導入業者様より仮想サーバーのデータで問題ないとのことでしたので、仮想サーバーデータを納品用媒体へ移行させて復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より：PowerEdge R750のトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

障害の状態と復旧作業での対応から、4台のディスクで構成されているRAID5のうちの1台のディスクで物理障害が発生してRAID構成から外れ、3台で運用されている状態のところにもう1台のディスクで物理障害を発生させてしまったことでアクセス不可となってしまった可能性が高いです。RAID1を除くRAID構成でのデータ復旧を行う場合、できる限る確実にデータ復旧を行っていくんはディスク構成も含めての総合的な判断が重要になってきます。クイックマンでは、サーバーなどで使用されているRAID機器からのデータ復旧についても経験豊富なエンジニアが対応し、お客様の大切なデータを復旧させています。障害が発生した場合は、ぜひクイックマンへのご相談をいただきますよう、お願いいたします。