データ復旧事例

姫路RAID HDDデータ復旧事例｜納期目前の映像データが消失!? ELECOM製RAID崩壊から緊急復旧に成功！

投稿日：2025.04.17 更新日：2025.04.17

220/jp

メーカー：ELECOM(エレコム)製
型番：ELD-4B120UBK　容量：3TB×4
症状：認識できないできない
障害：RAID崩壊
期間：6日間

姫路RAID HDDデータ復旧事例　お問合せの経緯　

姫路市在住のフリーランスのカメラマン様より、「ELECOM(エレコム)のRAID HDDが突然認識しなくなった」とのお問合せをいただきました。撮影・編集・デザインまで一貫して行っておられ、現場にも外付けHDDを持ち運んで作業されているとのこと。作業中に誤って電源コードが抜けてしまい、その直後からHDDが異音を発し、PCから全く認識されない状態に。中には進行中の動画編集データや納品間近の映像素材が含まれており、「どうしても早急に復旧できないか」とのご相談でした。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

姫路RAID HDDデータ復旧事例　診断結果のご案内

ELECOM製の外付けRAID HDD【型番：ELD-4B120UBK（3TB×4台構成）】をお預かりし、専用の診断機器を用いて個々のHDDを1本ずつ慎重にチェック。結果、各HDD自体に物理的な損傷や異常は見られませんでしたが、RAID構成の情報が失われていることが判明。RAID崩壊と診断いたしました。お急ぎの案件であることから、先に必要なファイルを納品できる「特急プラン」にて正式ご依頼をいただきました。

姫路RAID HDDデータ復旧事例　復旧作業

すべてのHDDからセクタ情報を取得し、専用ツールでRAID解析を実施。RAID構成情報を論理的に再構築し、仮想RAIDを構築。その仮想RAID上にてデータ領域を確認したところ、動画・画像・プロジェクトファイルを含む重要なフォルダを発見。まずは最優先で必要とされていたフォルダを抽出し、先行納品。続いて残り約5TBのデータを時間をかけて丁寧に確保し、再度ご来店頂く様にお願いをしました。

姫路RAID HDDデータ復旧事例　作業結果

後日、全データの復旧完了後にお客様に再度ご来店いただき、取得データをご確認いただきました。「本当に助かりました。納品期限が迫っていたので、先に必要なデータだけでも取り出してもらえたのは非常にありがたかったです。RAIDが崩れるなんて想像もしなかったので、今後はバックアップ体制を見直します」とのお言葉を頂戴しました。無事すべての案件を完了し、データ納品後に正式に復旧作業は完了しました。

姫路RAID HDDデータ復旧事例　技術員より

RAID構成の外付けHDDは、構造上安全性が高いように見えますが、物理障害がなくても電源トラブルや制御基板の問題でRAID崩壊が発生することがあります。特に撮影現場などで移動や電源の抜き差しが多い場合は、RAID構成の保持に必要な情報が破損しやすくなります。重要な業務データは、RAID構成を信用しすぎず、別の媒体への定期的なバックアップも併用しましょう。

姫路RAID HDDデータ復旧事例　まとめ

今回のように、「姫路でELECOM(エレコム)のRAID HDDが突然認識しない」といったトラブルは、カメラマンや映像制作に関わる方にとって致命的な問題です。RAID崩壊のように外からは見えにくい障害も、当社では専用機器を用いた解析で正確な診断・復旧が可能です。RAID HDDが認識されずお困りの際は、迅速対応が可能な当ラボまでご相談ください。