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【法人IT担当者向け】Logitec NASがアクセス不能に!RAID障害時の初動対応と復旧判断マニュアル

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Logitec(ロジテック)製のNASは中小企業や部署単位でのファイルサーバーとして活用されています。
低コストのため気軽に導入されていますが、万が一の障害時の対策がされていないことが多いです。
例えば
・社内や部署に詳しい担当者がいない
・バックアップ体制がなくNASが唯一の保存場所になっている
こうした状況下でトラブルが発生すると単なる機器故障にとどまらず、
業務停止につながるリスクがあります。
さらに、最も新しい機種でも2015年製のため、重度な障害につながりやすいこともあります。

本記事では法人のIT担当者様に向けて、Logitec製NASで起こりやすい障害例と
その対応方法を解説します。

RAID構成によって異なる障害の深刻度

Logitec製NASは製品によりRAID 0、1、5、10 など複数の構成が選べます。
RAIDは耐障害性を高める仕組みですが、構成によって障害時のリスクと対処法は大きく異なります。

・RAID 0(ストライピング)
最も高速だが冗長性ゼロ

1台でもHDDが故障すると全データが失われる

法人利用では非推奨な構成

・RAID 1(ミラーリング)
同じデータを2台のHDDに書き込む

片方が故障しても動作可能だが、ミラー先も劣化していることが多い

「まだ動いているから大丈夫」と放置するのは危険

・RAID 5(分散パリティ)
Logitec製4ベイNASの多くで採用

1台までの故障は復旧可能だが、2台目の故障が発生すると一気に崩壊

経年劣化による複数ディスク障害に注意が必要

・RAID 10(ミラー+ストライピング)
高速・冗長性が高いが、ベイ数と管理コストが必要

障害が複数台に渡ると構成によっては復旧が難しくなる

どの構成であっても、「RAIDだから安心」と過信せず、定期点検と異常発生時の慎重な対応が求められます。

 

よくある法人現場でのLogitec NASトラブル事例

「社員から『共有フォルダにアクセスできない』と問い合わせがあった」
「NASがネットワークから突然見えなくなった」
「HDDのランプが赤く点灯していたが、使えるので放置していたら突然アクセス不能に」
「RAID再構築を試したが、ログインできなくなった」

こうした事例、実はすべてLogitec製NASで実際に発生したトラブルです。

多くの企業では、ファイルサーバーやバックアップ先としてNASを運用していますが、

社内に専任のサーバー管理者がいないことも多く、

「なんとかしよう」と手を出した結果、状態を悪化させてしまうケースが後を絶ちません。

 

社内対応で「やってしまいがち」なNG行動

Logitec製NASに障害が起きた際、よく見られる自己対応の例

RAID再構築ボタンを押す → 間違ったディスク順や構成で上書きされ、復旧不可になる

本体リセット(初期化)をしてしまう → 設定と一緒にデータも消える

HDDを抜いて1本ずつ交換 → RAID情報が崩れ、データ構造が破壊される

フリーの復旧ソフトを使う → 論理情報が上書きされ、復旧成功率が激減

特にRAIDを採用しているNASの場合、一度の操作ミスが“全データ消失”につながることを忘れてはいけません。

 

法人IT担当者が取るべき初動対応(チェックリスト)

すぐに電源を切る(通電を停止)
 障害が発生した状態でNASを動かし続けると、データ損失リスクが高まります。

HDDの順番・状態を記録する(抜かずに保管)
 物理的に取り出す際は、必ず番号を振って順番を保持してください。

トラブル状況を時系列でまとめておく
 いつ発生したか/どの操作をしたか/どんなエラーが出たか——これは復旧時の重要な判断材料になります。

専門業者に早めに相談する
 初期診断や状況確認だけでも、データの保全につながる重要な一歩です。

 

実際にあった復旧事例:Logitec製RAID 5 NASからの完全復旧

ある製造業の企業様(従業員15名程度)では、Logitec製の4ベイRAID 5構成NASが突然アクセス不能となりました。
社内のIT担当者がRAID再構築をするも、再構築がいつまで待っても終わらないため当社にご相談。

弊社にて診断した結果、1台のHDDが物理障害、他のHDDも部分的に不良セクタが進行している状態。
適切な復旧処置を行い、全データの99%以上を無事に復旧することができました。

ご相談時にすぐに通電を止めていただいたことが、復旧成功の鍵となりました。

Logitec製のNASは「安価」「簡易運用可能」といったメリットがあり、管理の専門知識がなくても導入しやすい機器です。

その一方で、

RAID構成の知識がないまま再構築してしまう

唯一の保存場所として使ってしまう(バックアップなし)

重要な資料やデータが“すべてそこにある”

といった状況下で障害が起きると、企業の信頼や事業そのものに影響を及ぼす重大インシデントになりかねません。

 

まとめ:Logitec NASにトラブルが発生したら、まずは落ち着いてご相談を

Logitec製NASのトラブルは、中小企業・部署単位のIT担当者にとって、想像以上に対応が難しいケースも多くあります。

特にRAID構成の破損や物理障害を伴う場合、操作を間違えると復旧は不可能になることも。

クイックマンでは、

●法人様復旧実績多数

●RAID構成にも対応した診断・復旧

●無料初期診断・お見積り対応

●緊急案件にも柔軟対応可能(要相談)

といった体制で、法人様のデータトラブルをサポートしております。

 

よくあるご質問(FAQ)

Q:LogitecのNASで復旧できる確率は?
→ 障害の種類と初期対応の状況によりますが、RAID構成が保持されていれば90%以上の高い確率で復旧が可能です。自己操作でRAID再構築や初期化をされている場合は成功率が大きく下がります。

Q:復旧にはどのくらいの期間がかかりますか?
→ 軽度障害であれば最短2~3営業日以内で完了するケースもあります。重度物理障害を伴う場合でも、進行状況は逐次ご報告いたします。

Q:見積もりや相談は無料ですか?
→ はい、初期診断・お見積りは完全無料です。診断後にキャンセルされても費用は発生しません。


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