データ復旧事例

【TVで紹介】　緊急対応データアクセスができなくなった富士通製サーバーPRIMAGYからのデータ復旧成功！　（香川県坂出市　法人様）

投稿日：2025.12.02 更新日：2025.12.02

メーカー：富士通製
型番：PRIMERGY TX1330 M4
お客様の状況：サーバーへのアクセスができなくなった
障害：論理障害
期間：48時間以内

お客様より～PRIMERGY TX1330 M4へのアクセスができなくなってしまいました。～

社内サーバーで使用しているPRIMERGY TX1330 M4ですが、昨日からデータへのアクセスができません。全社的にほぼ業務が行えない状態で大変困っています。とにかく急ぎで社内のシステムを使用できるようにできないでしょうか？

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果～PRIMERGY TX1330 M4からのデータ復旧は可能～

最速でのデータ復旧対応というご相談をいただいたため、出張対応させていただくことで障害状態によっては対応可能であることをお伝えしたところ、是非にということで現地訪問にて初期診断を実施しました。最悪機器のお預かりが必要になることを了承いただいたうえで、初期診断を行ってみたのですが、使用されている8台のディスクからは、これといった物理的な障害を確認することがなかったため、論理障害での対応を行うことにしました。また、担当者様からサーバーの構成などを伺ってみましたが詳細が不明とのことで、導入を実施された業者様より情報をいただいたところ、PRIMERGY TX1330 M4の中に仮想サーバーを8台構築しているとのことで、まずは、仮想サーバーのデータを復旧させることにしました。

PRIMERGY TX1330 M4の復旧作業にチャレンジです

本来であれば、作業上のリスクを考慮してお預かりしたハードディスクに対してクローン作業を行って、作成したクローンディスクからデータ復旧を行っていくのですが、お客様の緊急度が非常に高いこととクローン作業での所要時間を考慮し、作業上のリスクをご理解いただいたうえで、お預かりしたハードディスクからRAIDの再構築を行ってデータ復旧を行っていくことにしました。お預かりした8台のハードディスクにてRAID構成を確認したところ、8台すべてを利用してRAID5が構築されていました。再構築を行ったRAID5のデータ領域へアクセスを行ってみると、仮想サーバーのデータが保存されているフォルダを見つけることができ、8台の仮想サーバーのデータを確認できたため、一時確保を実施しました。

復旧作業の結果～PRIMERGY TX1330 M4からの復旧率は99％以上～

データ復旧作業環境内にて取得できた仮想サーバーデータを展開させてみたところ、データの存在が確認できたため、一部のファイルをランダムにピックアップしてオープン確認を行ってみたところ、選択したファイルは正常に開けることが確認できました。お客様環境にて改めて一時取得できたデータの確認を行っていただきましたが、無事にデータが復旧できていると確認いただくことが出来たため、復旧データとしてお渡ししました。

今回の復旧作業で99％以上のデータ復旧率と判断しています。

担当技術者～香川でPRIMERGY TX1330 M4のトラブルはクイックマンにお任せください！～

物理的なサーバーを1台設置し、そのサーバー内に仮想サーバーを複数展開して社内データの運用を行われている企業様が、中小企業内でも増加しています。例えば10台の物理的なサーバーを設置するよりも、2台もしくは、3台の物理サーバーに10台の仮想サーバーを展開させることで省スペース化につながり、空間的な余裕が生れます。しかしながら、物理サーバーであれば、障害発生時のデータ復旧の成功率に比べ、仮想サーバーはRAID構成ありきの状態からのサーバー情報を取り出しを行ってからデータ復旧となるため、障害状態によってはサーバー情報の復旧まではできても肝心な保存データの復旧までたどり着けない場合があります。リスク低減のためにも仮想サーバーに対してのバックアップを行っていただき、不足に自体に備えていただけると幸いです。まずはフリーダイヤルよりご相談いただきますよう、お願いいたします。