データ復旧事例

【摩耶駅 NAS復旧】建設業の現場を止めるな！即日データ復旧の事例紹介

投稿日：2025.06.03 更新日：2025.06.03

メーカー：バッファロー(Buffalo)製
型番：TeraStation　WS5220DN04W6　容量：2TB×2
症状：アクセスできない
障害：物理障害
期間：即日

JR摩耶｜TeraStation 緊急出張データ復旧事例　お問合せ内容　

神戸市灘区の摩耶駅近くに拠点を構える建設業のお客様から、「NASにアクセスできなくなった。至急来てほしい」というお電話をいただいたのは、平日午前10時過ぎ。お話を伺うと、Buffalo製TeraStation（WS5220DN04W6 2TB×2）をご利用中で、社内では以前から片方のHDDが停止状態であることを把握していたものの、月内に交換すれば問題ないと判断し、放置されていたとのこと。

ところが、ある朝から急にアクセスに時間がかかるようになり、再起動を試みたところ、全く立ち上がらなくなってしまったとのことでした。TeraStationに保存されていたのは、クライアントに即提出しなければならない図面・現場写真・進捗管理ファイルで、どれも業務継続に不可欠なデータばかり。メーカーのサポートへも相談されたそうですが、「診断・対応には時間がかかる」と言われ、即日対応可能な出張業者をインターネットで探して、当店にお電話をくださいました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

JR摩耶｜TeraStation 緊急出張データ復旧事例　診断結果のご案内

お客様の事務所に伺い、その場でデータ復旧専用機器を用いた診断を開始しました。NASを分解し、2台のHDDをそれぞれ専用解析ツールへ接続したところ、両方のHDDに不良セクタが発生していることが判明。ただし、1番のHDDは元々エラーランプが点き機能停止状態にあり、これまでシステムは2番のHDD単独で稼働していたとご申告頂きました。

幸い、2番ディスクからはデータ領域へのアクセスが可能であることが分かり、今ならデータが取り出せる可能性が高いと判断。お客様に「特急プランをご提案」し、即時対応のご了承をいただきました。

JR摩耶｜TeraStation 緊急出張データ復旧事例　復旧作業

まず、お客様より最優先で取り出したいフォルダ名や階層構造を詳しくヒアリングし、対象データの位置を特定。それをもとに、ファイルシステムの修復処理をデータ復旧専用機で行い、対象フォルダを中心に部分的なクローン処理を開始しました。

この部分は奇跡的に不良セクタの影響が少なく、磁気ヘッドの読取を調整する事でファイルの大部分が100％完全な状態でクローン作成可能であることを確認。データはその場で用意した外付けHDDに保存し、PCへ接続してお客様に確認いただきました。お客様は「信じられない……これが全部今日中に手元に来るなんて！」と目を潤ませ、スタッフ一同に深く感謝されていました。

続いて、TeraStationから取り外した1台のHDDを弊社ラボに持ち帰り、完全なクローンディスクの作成と残りデータの解析を実施。夜通しで作業を行い、翌朝までに99.99％の精度でクローンディスクを構築し、内部データの全体解析と救出を完了。再度お客様に最終データをご確認いただいた上で、正式納品となりました。