データ復旧事例

加古川市データ復旧事例 – 大容量ハードディスクに交換中、アクセス出来なくなったLinkStationからデータ復旧に成功（加古川市　デザイン業）

投稿日：2024.04.25 更新日：2024.4.17

メーカー：バッファロー製
型番：LS520DN0402B　容量：2TB×2
症状：認識されない
障害：RAID障害

加古川市データ復旧事例：お客様より　ハードディスク故障に伴う交換後、アクセス出来なくなった

加古川市でデザイン作成をされている事業者様よりデータ復旧のご依頼を頂きました。普段業務でご利用になられているPCにNAS Navigator2を入れてNASの管理をされているとの事です。NAS Navigator2からエラー表示がされハードディスクが故障の旨が書かれたエラー表示がされたのでご自身で交換作業をされたとの事です。その際に現状のデータ領域の空きが少なかった為、大容量のハードディスクに交換しようと思われたそうです。新しく４TBのハードディスクを取りつけ、その後手順通りRAIDアレイの修復を行ったそうです。ただその後RAIDアレイの修復が終わらず、データへのアクセスができない状態になりバッファローサポートに確認した所、2台目のハードディスクも壊れた可能性があるとの事でした。保存しているデータの中には重要なデータがかなりあるので何とか復旧して欲しいとの事でした。ご来店か郵送での対応可をお伺いするとこちらまでお越し頂けることになりました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

加古川市データ復旧事例：診断結果　LinkStation内蔵のハードディスクに不良セクターを確認　

加古川よりお越し頂き、LinkStationと故障交換したハードディスク含め3台のハードディスクをお持込頂きました。最重要データをお伺いすると、ファイル階層とフォルダ名をご教示くださいました。早速診断を行っていきます。データ復旧専用機器にハードディスクを接続し診断をすると不良セクターを確認する事が出来ました。交換したハードディスクも確認してみましたがファイルの容量が既存ハードディスクの半分にも満たしていない事が分かりました。再構築中に元々利用していたハードディスクに負荷がかかり、不良セクターが拡大しリビルドに失敗しRAID崩壊を起こしていると診断しました。お客様に状況をお伝えすると正式に復旧依頼を頂戴しましたので作業に着手します。

加古川市データ復旧事例：復旧作業実施　LinkStationに内蔵されていたハードディスクのクローンを作製

最初にリビルド中に故障してしまったハードディスクのくえおーん作製を行います。クローン作製にあたっては出来るだけ精度の高いクローンを作る事が一番重要です。データ復旧専用機器を使って、まずは障害の発生していないデータ領域からクローニングしていきます。その後に障害が発生しているデータ領域から磁気ヘッド（レコードでいう針の様な装置）を制御しデータを出来るだけ細部に至るまでクローニングしていきます。不良セクターが発生している箇所も磁気ヘッドがプラッタ（データが実際に書き込まれている装置：レコード本体の様な装置です）を読み込む時間を調整したりしながら通常PC等からアクセスできない場所からもデータの情報を取得して行きます。最終的には99.99％以上の精度でデータのクローニングを終える事が出来ました。その後専用機器にクローンディスクを接続し、ソフトウェア上で仮想RAIDを構築します。無事RAID１で仮想RAIDを再構成する事が出来ました。仮想RAIDからお客様データを別のハードディスクに確保し、ランダムにファイルの確認を行ったところ30ファイル中30ファイル開く事が出来ました。お客様に確保完了のご連絡をしたところ翌日データ確認にお越し頂ける事になりました。

加古川市データ復旧事例：復旧作業の結果　LinkStationに保存されていた重要データが全て復旧

お客様にお越し頂きデータの確認をお願い致しました。データ量が多いため全てのデータを確認頂く事は難しいのですが、重要なデータや近々必要になる想定のデータなど、確認して頂いたファイルはすべて問題なく開く事が出来ると喜んで頂きました。お客様のお力認る事が出来、当店も非常に嬉しく思いました。お客様より納品用のハードディスクをお預りし、データ確保したハードディスクからコピーを行いお客様へ発送させて頂き作業終了となりました。