データ復旧事例

加古川市データ復旧事例：突然接続できなくなった加古川市内の工場で利用しているTeraStationからのデータ復旧に特急対応で成功(加古川市製造業)

投稿日：2024.04.19 更新日：2024.4.18

メーカー：バッファロー製
型番：WSH5411DN16W6　容量:4TB×4
症状：アクセスできない
障害：RAID障害
期間：4日

加古川市データ復旧事例：お客様より　加古川市内の複数の拠点からVPNでアクセスしデータを保管している　業務用の大事なデータがたくさん保管されており何とかデータ復旧してほしい　

加古川市の事業者様からご相談の電話を頂きました。加古川市内で製造業を営んでおられるとの事です。加古川市内の工場にTeraStation設置利用されているが、同じ加古川市内に飲食店や別会社も経営されており、それらの事業所からもこちらの工場にあるTeraStationにVPNで接続し利用されているとの事です。2日前TeraStaionのエラー表示に気づき担当業者に確認した所、1台のHDDが壊れているから新しいものに交換する必要があると言う事でした。昨日業者に来てもらい障害HDDを新しいものに交換したのですが、本日出社するとアクセスが出来なくなってなり、再度業者に来てもらうと修復中に別のHDDが壊れたとの事でメーカーサポートに確認してもらったとの事でした。ただ、復旧には時間が掛かる可能性が高く、今からすぐの対応は難しいと伝えられた様です。近くのデータ復旧業者に連絡するも即日診断してくれる業者がおらず、当店にご連絡頂いた様でした。お越し頂ければすぐに診断する事をご伝えしました。その際にTeraStationのSlot番号を各HDDにメモして頂き、念の為故障して取り外したHDDも併せて持って来て頂く様ご案内致しました。

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加古川市データ復旧事例：診断結果　TeraStationの自動リビルド中にHDDの障害が発生した模様

加古川からお持込頂き早速データ復旧専用機器でTeraStationに内蔵されていたHDDの診断を行いました。交換HDDは2番Slotとの事でした。そして3番Slotに不良セクタが発生している事が分かりました。おそらくリビルド中に負荷で経年劣化もあるため3番SlotのHDDが壊れてしまった想定をしました。3番SlotのHDDをクローン作製し、１・３・HDDで専用機器を使い仮想RAIDを構成し保存領域からデータを確保できると判断しお客様にご案内致しました。

加古川市データ復旧事例：復旧作業実施　99.99%以上の精度でクローンディスク作製に成功

正式にデータ復旧依頼を頂戴したのでHDDをお預りしさっそく復旧作業を始めます。専用機器を使う事で普通のPCではアクセスする事が出来ない不要セクターが発生したデータ領域から、パラメーターを調整を行いながらHDD内の磁気ヘッドを制御し、可能な限り精度の高いクローン作製をしていきます。最終的に99.99％以上の精度でクローン製作を終える事が出来ました。次にSlotの番号順にTeraStation内蔵HDDを専用機器に接続しリビルドを行います。無事に仮想RAIDを構成する事が出来ました。仮想RAID内に保存されていたデータをHDDに確保を出来ました。データ確保が完了した旨をお客様にご案内致しましたところ、今からすぐに加古川からお越しになられると言う事でした。

加古川市データ復旧事例：復旧作業結果　重要なデータが完全復旧　

お客様に再度加古川からご来店頂き、早速TeraStationのデータ復旧の確認をお願い致しました。各事業所の重要データをご確認頂きましたがすべて問題なく開けたと喜んで頂く事が出来ました。その他も気になるファイルのをご確認頂いた所、1枚の画像が障害の為開く事は出来るものの画像がおかしくなっておりました。ただ他の画像で問題なく対応できると仰って頂き、今回の復旧依頼完了と言う運びになりました。