データ復旧事例

【TVで紹介】神戸三宮ラボ事例：アクセス不可のテラステーションから特急でデータ復旧成功 (神戸市中央区観光業)

投稿日：2024.03.08 更新日：2024.03.08

メーカー：バッファロー社製
型番：TS3200DN0402　容量:2TB×2
症状：アクセスできない
障害：HDD障害 (物理障害)
期間：4日

お客様より:

事務所内で業務に必要なファイルを共有して利用するために使っているテラステーションが急に接続できなくなりました。RAID1構成と聞いていましたがどちらのハードディスクにもエラー表示されています。メーカーサポートにも連絡してみましたがどちらのハードディスクも故障しているとの事で復旧依頼をしたのですがかなり時間が掛かるとの事でした。近くですぐに対応できる業者をネットで探しても郵送対応ばかりでしたがクイックマンさんはすぐに対応できると言う事でお店に持ち込みました。出来るだけ早急に復旧してほしいです。

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診断結果:

アクセスできないテラステーション内には業務上すぐに必要なファイルがあると言う事で、緊急での対応をご要望されているお客様になります。急いで初期診断を行います。RAID1で2台ともハードディスク故障のエラーが表示されていると言う事でしたが、データ復旧専用機器で接続するとどちらのハードディスクにもアクセスする事が出来ました。また両ディスクに不良セクタが発生している事も確認できました。しかし保存されているデータに差異がある為タイムスタンプを見ると2カ月ほど前からミラーリングできていない事が分かりました。恐らく1台は先に故障しておりドライブとして動作しておらず、残りの1台で動いてた模様です。テラステーションのランプ状態なども設置場所が違う場所になる為気づかなかったのかもしれません。

復旧作業にチャレンジです

お客様に診断結果をお伝えし、復旧依頼を頂きましたので早速復旧作業行います。本来は始めに専用機器を使ってハードディスクのクローン作成を行います。しかし今回は業務が止まっており喫緊で必要なデータを先に復旧する必要があります。最低限業務に必要なファイルがどこにあるかをお客様に確認し、そのデータが保存されている領域に不良セクタがあるかどうかを確認します。今回、必要なファイルが保存されているデータ領域には障害が発生して無かった為、そのファイルだけを復旧し確保する事が出来ました。他のハードディスクに確保したデータをコピーし、お客様に確認頂きます。確保したデータはすべて利用可能であることが確認できたので先行納品させて頂きました。これ以上の作業は時間が掛かる為、ハードディスクを御預かりし店舗で復旧作業を続けます。店舗に戻りハードディスクのクローン作製を行います。精度の高いクローンを作製するために負荷をかけたり調整をしながらクローニングを行います。結果、99.5%以上の精度でクローン作製する事が出来ました。クローンディスクから保存データを確保し納品用媒体にコピーします。

復旧作業の結果:

お客様にご来店頂き復旧データの確認をお願い致しました。お預かりしたハードディスク内のすべてのデータとなるとファイル数が多すぎるので主要なデータや気になるデータを確認頂きました。確認頂いたファイルについてはすべて問題なく利用できるファイルであると仰って頂きました。そのまま納品させて頂き無事復旧作業は完了となりました。ホッとしたお客様の笑顔をみれて本当に良かったです。

担当技術者より:

クイックマンでは出来るだけお客様のご要望に寄り添った対応を心掛けております。特急での復旧作業等、ご要望がありましたらお聞かせください。メーカー様のサポートだとある程度日数がかかる場合が多いと聞いております。今回のケースの様にお伺いして診断する事も、データの一部を先行納品する事も可能です。ご希望あれば仰ってください。