データ復旧事例

緊急出張データ復旧　今すぐに必要なデータを保存しているサーバー機(ThinkSystem ST50)からデータ復旧 (論理障害　大阪市大正区　建設業)

投稿日：2024.01.25 更新日：2024.01.25

メーカー：Lenovo製
型番：ThinkSystem ST50
症状：データにアクセスできない
障害：論理障害
期間：36時間以内

※オプション料金別

お客様より

仕事で使用する積算データとCADで作成した図面データを保存するためのサーバーです。データの読み書きが急に遅くなったという報告を受け再起動を行ってみたのですが、それ以来起動ができなくなってしまったみたいです。サーバーに保存していたCADの図面データの中で、どうしても明日必要なものがあります。サーバーを持ち込みたいのですが、持ち込むための要員を割くことが出来ないので、できれば出張でのデータ復旧をお願いしたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

現地へ訪問し、専用機器での初期診断作業を行ってみたところ、使用されている4台のハードディスクからは物理障害の要因となるような致命的なエラーの発生を確認しませんでした。論理障害での対応となります。

復旧作業にチャレンジです

お客様へ最短時間でのデータ復旧を行うために使用されているハードディスクから直接データ復旧を行うことと、可能性のたるリスクについて説明しご理解をいただけたところで、RAIDデータ復旧用機器にて、4台のハードディスクよりデータ復旧作業を開始しました。機器上では4台のハードディスクを認識できていたのですが、RAID環境の構築までできなかったため、RAIDの構造解析を行い、その結果から改めてRAIDの再構築を行うと、フォルダやファイルの情報を確認することが出来ました。お客様から一度再重要データが保存されているフォルダを確認し、再構築環境内にその存在を確認できたため、確認できたデータの一時取得を行うことにしました。一時取得を行ったデータのほとんどがCADデータであったため、データを使用されている担当者様のPCにて一時取得いた空いたデータを確認いただいたところ、確認いただいたデータは無事に復旧できていることを確認いただけたため、復旧作業成功としてそのままデータの納品を行わせていただきました。改めて確認できている全データの取得を行い、積算データも含めて全体的にデータの確認を行っていただいたうえで、取得できたデータを復旧データとしてお渡しいたしました。

復旧作業の結果

納品用媒体へ確認できた全データの取得作業を行って、復旧データとしてお渡ししました。データ総量が2TB程度とデータ量が多かったため、少々お時間をいただく形になりましたが、特にファイル破損などはなく全データ取得することが出来ました。

出張データ復旧について

データ復旧が必要なので機器を店舗へ持ち込みたいけどなかなか時間調整が難しいというお問い合わせをいただくことがあります。持ち込みのために時間調整を行っていただくだけでも緊急度が非常に高いデータの場合、タイムロスにつながります。クイックマンでは、お持ち込みが難しいお客様であってもご要望をいただければ訪問での出張データ復旧サービスの提供が可能です。しかしながら障害状態によっては、一度お預かりして店舗での対応が必要となる場合もございます。あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。