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【2023年最新】据え置き型HDD・ポータブルHDD 故障の原因と対処方法

2023.08.18

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外付けHDDとはUSBケーブルでパソコンに接続し、外部保存先として使用するHDDです。

パソコンの保存容量が足りなくなった際に、手軽に容量を増やす手段として利用されています。

使用目的ごとに2種類(据え置き型HDD・ポータブルHDD)に

分けられており、それぞれで下記のような特徴があります。

 

●据え置き型HDD

・大容量で安価

・サイズが大きいため設置場所が必要

・パソコンにつなぐUSBケーブルと電源コンセントにつなぐACアダプターが分かれている。

 

据え置き型HDDはオフィスや仕事先、自宅 等

一度設置してしまうとその場から動かさずに使用します。

例)パソコンのデータのバックアップ用、テレビに接続し番組録画用

 

●ポータブルHDD

・小型で場所を選ばない、持ち運びに便利

・パソコンにつなぐUSBケーブルのみで動作可能

・据え置き型HDDより価格が高い

 

ポータブルHDDは手軽に持ち運びが可能なため、

必要な場所まで持ち運びながら使用します。

例)仕事用のデータを会社と自宅両方で使うために保存、データの受け渡しのための一時保存用

 

パソコンで認識できない場合の主な原因

論理障害

HDDは物理的には故障しておらず、フォーマット(初期化)をすれば

正常に使用できる状態です。

ただしフォーマット(初期化)をするとデータは消えます。

パソコンで認識するためのベースとなる

ファイルシステム

というシステムデータが壊れてしまうことによりパソコンで

認識できなくなった場合は論理障害となります。

HDDに書き込まれているデータの解析作業を行うことでデータが復旧できます。

 

物理障害

専用設備を用いることで修復可能な物理エラー(不良セクタ)がHDDに発生している状態です。

通常のパソコンでは制御不能になる物理エラー(不良セクタ)が発生している場合でも

専用設備であれば制御が可能なので、適切な処置を実施することでデータが復旧できます。

 

データ復旧専用設備とは

PC-3000という機器が世界で最も使用されている専用ツールとなります。

PC-3000の設置・導入・使用には正しい知識と経験が必要となるため

一朝一夕では使用することができません。

 

重度物理障害

データ復旧専用設備でもHDDの認識や制御が全くできない状態です。

HDDから「カチカチ」「キュルキュル」「ピーピーピー」といった異音がする場合や、

通常モーターが回っているような音がしますが、ケーブルをつないでも全く音がしない

場合は重度物理障害の可能性があります。

重度物理障害が発生したHDDのデータ復旧作業にはクリーンルームでHDDを分解し、

損傷している部品の交換を実施することでデータが復旧できる可能性があります。

 

据え置き型HDD・ポータブルHDD タイプ別のトラブル

据え置きHDD

・パソコンとテレビのフォーマットの違い

据え置き型HDDの製品パッケージを見ると

「Windows・Mac対応」「テレビ録画対応」と表示されている商品があります。

1台の据え置き型HDDで「パソコン」と「テレビ」のどちらでも使えるようにはできません。

「テレビで録画した番組をパソコンで見たい」とテレビに接続していた据え置き型HDDをパソコンに接続しても

ファイルシステムが異なるため認識できません。

最悪のケースではパソコン画面に「フォーマットしてください」と表示され

よくわからないままフォーマットしてしまい保存しているデータがすべて消えるケースもあります。

 

・大容量過ぎることもリスクに

HDDが世の中に出回るようになり数十年、昔は数GB~80GBだったものが

今では4TB・8TB・12TB・16TBと超大容量化しています。

しかし、基本構造やHDDのサイズ(縦・横・高さ)はほとんど変わっていません。

HDDはモーターでディスク(記録面)を高速回転させて磁気ヘッドがそのうえで動きながらデータの読み書きを行います。

サイズや基本構造が変わらない中で容量を多くするとなるとそれだけシビアな構造になります。

そのため、あまりにも大容量のHDDは故障のリスクが高く、データ復旧の成功率・費用にも影響があります。

 

ポータブルHDD

・給電不足

ポータブルHDDはデータ通信と電源供給を1本のケーブルで行います。

パソコンにつなぐ際、USBハブを使ったりすると給電不足になる場合があり、

電力が足りていないとHDDが正常に動作せず認識しなくなります。

購入したときに付属しているケーブルをパソコンに直接つないで使用することが無難です。

 

・コネクタ部(接続端子)の破損

ポータブルHDDは主に「3.0 Micro B」「Type-C」という接続規格のものが販売されています。

実際に経験がある方も多いかもしれませんが

「端子が折れて接続できなくなった!」

というお問い合わせをいただくと99%以上がこのどちらかの接続端子です。

軽量化・利便性のために仕方ないことかもしれませんが注意が必要です。

 

データ復旧ソフトの使用は要注意

HDDに物理障害が発生していなければデータ復旧ソフトを使用することで

データを取り戻すことができる可能性はあります。

Recoverit

Disk Digger

Recuva

といったソフトが代表的ですが、パソコンやデータ復旧についての知識がない場合、

データを取り出すことが難しい面もあります。

それどころかデータ復旧ソフトを使用することで発生する2つの重大なリスクもあります。

 

データ上書きのリスク

データ復旧ソフトは復旧操作により元々データがあった場所に復旧したデータを上書きしてしまう場合があります。

不十分/復旧できていない破損データを一度でも上書きしてしまうとデータの復旧は困難になるリスクがあります。

 

物理障害が悪化するリスク

データ復旧ソフトではHDDに発生している症状の診断はできません。

物理障害や重度物理障害が発生しているHDDに無理やりデータ復旧ソフトを使用すると

発生している症状が悪化しデータ復旧専門業者での見積もりが高額になってしまったり

データ復旧専門業者でも復旧できなくなるリスクがあります。

 

データ復旧専門のプロに任せる

据え置き型HDD、ポータブルHDDが認識しない場合、内部パーツの故障や

専用の設備が必要な物理エラーの発生など複数の原因が組み合わさっている可能性があります。

内部パーツの交換や物理エラーの解消は自力での復旧はまず不可能です。

パソコンやHDDのデータを守るためにもプロのデータ復旧専門業者へ任せてみることが

一番安全で解決までの近道となります。

重要なデータが保存されている据え置き型HDD、ポータブルHDDが故障してしまい、

自力での修理・復旧が難しいと判明した段階でデータ復旧専門に相談しましょう。

 

クイックマンが対応可能な主要メーカー

バッファロー(BUFFALO)

ウェスタンデジタル(Western Digital)

アイ・オー データ(I-O DATA)

シーゲート(Seagate)

東芝(TOSHIBA)

ラシー(LaCie)

エーデータ(ADATA)

ロジテック(LOGITECH)

エレコム(ELECOM)

トランセンド(Transcend)

 

クイックマン(S&Eシステムズ株式会社) フリーダイヤル:0120-775-200

 

 

データ復旧 クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル 0120-775-200まで。

 

出張データ復旧

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