データ復旧事例

DELL製PowerEdge障害で大阪府茨木市へ緊急出張データ復旧！(DELL製PowerEdge T320 ハードディスクの物理障害　建設業様 )

投稿日：2022.07.27 更新日：2022.07.27

メーカー：DELL製
型番：T320
症状：サーバが立ち上がらない、メーカーでRAIDコントローラーの交換を行ったが立ち上がらない
障害：物理障害
費用：149,800円 (税込164,780円)～
期間：32時間

※オプション料金別

お客様より

会社で使用しているDELL製サーバが起動しなくなりました。メーカーのサポートに来てもらい確認を行ってもらったところハードディスクは認識しているとのことでした。RAIDコントローラーの交換で直る可能性があるとのことで一か八か交換を行いましたが正常に起動しない状態でした。社内でシステムを運用しているサーバーなので出来る限り早くデータ復旧を行ってくれそうなクイックマンを見つけ相談しました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

ご相談いただきクイックマン梅田大阪駅前店より、データ復旧エンジニアが専用機器を持ちお客様の会社に伺わせていただきました。今回、障害の発生していたDELL製サーバに内蔵されているハードディスクはSASと呼ばれる接続形式のハードディスクでしたので、SAS専用の機器をお持ちしました。

オフィスデスク1つ分のスペースと電源をお借りし、専用機器で障害機器に内蔵されている４台のハードディスクの診断を行ったところ、4台あるハードディスクの内、2台に不良セクタと呼ばれる読み取りのできない領域が極わずかに発生していることを確認しました。

データ復旧を行う為には、4台それぞれのハードディスクのイメージ取得を行った後に、RAIDの再構築解析作業を行う必要があります。

また、事前のヒアリングよりお客様の必要なデータが専用ソフトのSQLデータであることから、クイックマンでデータを復旧した後に、ソフトウェアメーカー様のサポートいただきシステムを再構築する必要があると判断しました。

復旧作業にチャレンジです

データ復旧には24時間程度の時間がかかる見込みでしたので、作業スケジュールをお客様にご説明させていただいた上で、お客様にはデータ復旧後のすぐにシステムを再開できるように復旧作業と並行してソフトウェアを導入したシステム会社様に動いていただくようにお願いいたしました。

実際に復旧作業は、4台ある300GBのハードディスクのイメージ取得作業を実施するところから始まります。今回の作業では、不良セクタが発生していたハードディスクも含めイメージファイルの取得をスムーズに行うことができました。次に、取得した4台のハードディスクのイメージを元のRAIDの構成を解析し仮想的にRAIDの構築を行いました。RAIDの再構成を問題なく行えたのですが、RAIDを再構成した状態でファイルシステムという論理領域が損傷していた為、スキャン作業を実施しました。

スキャン作業を行うことで、お客様の最重要なシステム内のデータベース（SQL）を見つけることができました。

復旧作業の結果

当社で復旧したＳＱＬのデータをシステムを導入された保守会社様にお渡し、データが破損していないかどうかのご確認を行ったいただいたところ最新のデータまで正常であることが確認できました。その後、仮で用意した代替えサーバにデータを移行しクライアント端末からも正常にアクセスできることが確認でき、お客様のご希望に沿うことができました。