データ復旧事例

動画データを保存していたハードディスク(WD20EURS)からのデータ復旧(物理障害 奈良県天理市 動画編集業)

投稿日:2021.10.26 更新日:2021.10.26


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メーカー:WesternDigital製
型番:WD20EURS
症状:ハードディスクが認識しない
障害:物理障害
費用:49,800円~ (税込み54,780円~)
期間:4日程度

 

※オプション料金別

 

お客様より

過去に盗難被害にあったことがあったため、監視カメラを設置してカメラの録画データをハードディスクを増設したパソコンに保存していました。先日、倉庫が荒らされていることがわかり、被害届は出して証拠として動画のデータも提出したかったのですが、パソコンがまともに動かず録画用のハードディスクを取り出して別のパソコンにつないでも認識されません。被害当日の動画のデータを何としても取り出してほしいです。

 

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

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診断の結果

専用機器を使用してハードディスクの状態確認を行ってみました。専用機器上での起動や認識は正常に行うことができましたが、制御情報などにデータの破損が多く発生していました。データ領域へのアクセスでも不良セクタが大量に発生する状態であったため、クローン作業が必須な物理障害での対応となることをお客様にお伝えしました。

 

復旧作業にチャレンジです

専用機器にてクローン作業を開始しました。軽めの負荷で作業を開始したのですが、全体の10%以上に不良セクタを発生させていました。負荷調整を行いながら、不良セクタ内の情報を強制的に読み出していくと、0.00001%以下の不良セクタが残る形となりました。これ以上は負荷調整を行っても情報の取得はできなくなってしまったため、作成したクローンディスクを使用してデータ領域内のアクセスを行ってみました。すると動画データの存在を確認できたため、動画データの一時取得を行い、取得したデータの最新日付から順番に20ファイル程度オープン確認を行ってみました。すると、お客様から伺っていたデータも含めて選択したデータすべて正常に確認できたため、復旧成功と判断しました。

 

復旧作業の結果

取得したデータの中でも特に今回最重要であった動画の再生確認を、行っていただきました。過去データの一部に破損が見つかりましたが、特に問題はないとのことでしたので、復旧作業成功としてデータのお渡しを行いました。

 

担当技術者より

今回のハードディスクですが、製造から10年近く経過してほぼ24時間365日稼働させていたとのことで、経年劣化の可能性が高いです。ハードディスクの耐用年数は一般的に5年程度と言われています。使用環境によっては5年も使用できないこともあるため、注意が必要です。継続的に使用されているハードディスクは常に高温状態にさらされるため、劣化の進行度合いも早いですが、しっかりと冷やしてあげることで、安定動作を続けることもできます。もし障害が発生してしまっても、無理をせずに専門知識を持ったデータ復旧専門業者に相談、依頼を行っていただことで、安全にデータ復旧を行うことができます。まずはご相談をお願いいたします。

 

まとめ

動画データを保存していたハードディスク(WD20EURS)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。

 

 

データ復旧クイックマン 心斎橋本店

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心斎橋本店

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データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店

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梅田大阪駅前店

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(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒)

(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面)

 

嶌津 篤勝(しまづ あつかつ)
幼い頃から様々な機器の分解が大好きで、ハードディスクの分解組み立てスピードと正確さはクイックマン随一の分解スピードマスター。精度も高く、分解成功率はなんと98%以上!頼れる分解技術者です。

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