データ復旧事例

再起動に失敗したサーバー機(PowerEdgeT130)からのデータ復旧(物理障害　大阪府茨木市　製造業)

投稿日：2021.08.24 更新日：2021.08.24

メーカー：DELL製(内蔵：Seagate製)
型番：PowerEdgeT130(内蔵：ST3500413AS)
症状：再起動の操作後起動しなくなった
障害：物理障害
費用：99,800円(税込109,780円)～
期間：3日程度

※オプション料金別

お客様より

以前からたまに動作が不安定になることがあるごとに再起動を行ってきていたのですが、とうとう起動しなくなってしまいました。部署内の専用サーバーで使用し、使用しているパソコンにはデータを保存しないようにしていたため、ほとんどの業務が止まってしまっています。エクセルやワード、PDF、テキストのデータが非常に重要です。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

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診断の結果

診断開始時にハードディスクを取り出してみると、SAS-HDDの実装を想定していたのですが、SATAのHDDが使用されていました。専用機器にて診断を行ってみたところ、データ領域内にアクセスができない不良セクタが見つかったT目、物理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器にてハードディスクのクローン作業をを行いました。作成したクローンディスクからデータ領域へのアクセスを行ってみたところ、フォルダやファイルなどのデータの存在が確認できました。データの一時取得を行い、取得したデータの30ファイルほどをランダムにオープン確認を行ってみましたが、すべて正常に開くことが確認できました。

復旧作業の結果

復旧成功と判断できるデータの状態であったため、納品用媒体に一時取得したデータをコピーし、お客様に確認をしていただきました。お客様からは必要なデータが復旧できていることかくにんいたたけ復旧成功と判断し、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

サーバーの処理速度の遅延を回復させるには再起動を行うことは正しい対応の一つで、これに関しては皆様が使用されているパソコンでも同じことが言えます。しかし、今回のように潜在的に障害が発生していると、その障害が原因でサーバが起動しない、ハードディスク自体が壊れてしまっていたといったトラブルに発展することもあります。サーバーが正常に起動しなくなってしまったら、まずはクイックマンへのご相談をお願いいたします。