データ復旧事例

起動しなくなったノートパソコン(CF-LP6)からのデータ復旧(重度物理障害　大阪市城東区　製造業)

投稿日：2021.08.10 更新日：2021.08.10

メーカー：Panasonic(内蔵：東芝)
型番：CF-LP6(内蔵：MQ01ABD100M)
症状：パソコンが起動しない
障害：重度物理障害
費用：99,800円(税込109,780円)～
期間：4日程度

※オプション料金別

お客様より

テレワーク用に会社から貸与されたものなのですが、先日から突然電源を入れても起動しなくなりました。事情を説明して新しいパソコンを貸与されたのですが、一部のデータを会社のサーバーに保存していなかったため大変困っています。主にエクエルのデータですが、PDFやパワーポイントなどもあります。作り直そうとすると月末の会議に間に合わないため、なんとかデータの復旧を願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

使用されているハードディスクを専用機器にて診断しました。起動や認識については異常が見つかりませんでしたが、データ領域へのアクセスを行ってみると、複数あるヘッドの内の1本からの情報が全く読み出せませんでした。重度物理障害での対応となります。

復旧作業にチャレンジです

ハードディスクの開封を行い、目視の範囲内でスクラッチなどの確認を行ってみましたが、特に異常は見つからなかったため、ヘッドの交換作業を行いました。ヘッド破損を起こしていた領域へのアクセスが正常に行えることを確認してかあクローン作業を行いました。作成したクローンディスクのデータ領域へアクセスを行ってみましたが、データの存在を確認できたため、データの取得を行いました。取得できたデータのデスクトップ上の30ファイル程度ランダムに選択しのオープン確認を行ってみたところ、選択した30ファイルすべて正常に開けることを確認しました。

復旧作業の結果

取得したのリストを作成し、データの確認を行っていただきました。また、リスト上の10ファイルほどを選択いただき、オープン確認を行ってみましたが、すべて正常に開くことができたため復旧成功と判断し、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

重度障害となる一番の要因として多いヘッド破損ですが、ほとんどの場合がパーツそのものが使用できなくなるのですが、複数ある読み書きを行う部品の一部が破損することもあります。今回のように起動できないこともありますが、ほとんどの場合が、データは見えるけどアクセスができない、一部のデータが表示されないなどのトラブルを起こしてしまっていることが多いです。このような詳細な診断については、データ復旧専門業者が使用する機器でなければ特定はできません。障害が発生した際はクイックマンをはじめとするデータ復旧専門業者へのご相談をお願いいたします。