データ復旧事例

転倒したLenovo製デスクトップパソコン(6708-AJ1)からのデータ復旧事例(重度物理障害　大阪府吹田市　工業デザイン業)

投稿日：2020.12.22 更新日：2020.12.22

メーカー：Lenovo(内蔵：WesternDigital製)
型番：6078-AJ1(内蔵：WD800JS)
症状：転倒後起動しなくなった
障害：重度物理障害
費用：99,800円(＋税)～
期間：4日程度

※オプション料金別

お客様より

一部事務所の機器入れ替えのためにパソコンを移設していた際に倒してしまいました。パソコンを起動させようとしてみましたが、画面が黒いままで何もできません、3D-CADで使用しているデータが最重要です。作業自体が止まっていて困っているのでどうにかしてほしいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にてハードディスクの診断を行ってみました。かろうじて制御が行える状態で、データの読み出しを行おうとしてもほとんどが不良セクタを発生させるような状態であったため、ヘッド交換の可能性を含めてで、重度物理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

ハードディスク自身の調整を行っていきましたが、なかなか正常に読み出しができる状態に至らず、制御基板の交換を行って様子を見ながら調整を行っていきました。その結果、何とか99.98%の領域取得に成功しました。データ領域へのアクセスを確認したうえで、データの一時確保を行うことにしました。

復旧作業の結果

データ復旧と同時にパソコンの再セットアップの依頼もいただいていたため、お預かりしたソフトを使用して、パソコンの再設定を行い、作業完了した状態で、一時確保したデータのオープン確認作業を行いました。CADデータも含めて20ファイル程度のオープン確認を行いましたが、すべて正常に開くことができたため、セットアップしたパソコンに取得データをコピーし、お客様に全作業の確認を行っていただいたうえで、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

製造時期のかなり古いハードディスクでしたが、無事に復旧作業を完了させることができました。もともとの製造から15年以上経過している機器だったので、交換用パーツに不安がありましたが、なんとか社内保管分で対応ができたのも結果的には大きかったです。クイックマンではデータ復旧に加え、パソコンの修理やサポート対応を同時にご依頼いただくことで、故障以前に使用されていた状態まで、環境を再構築ことも行っております。ぜひご相談ください！