データ復旧事例

アイオーデータ製外付けハードディスク(HDJ-UT2.0)のデータ復旧事例(重度物理障害異音発生大阪府吹田市不動産業)

投稿日：2020.08.05 更新日：2020.08.05

メーカー：アイ・オー・データ(内蔵：WesternDigital)
型番：HDJ-UT2.0(内蔵：WD20EZRZ)
症状：ヘッド稼働不調による重度物理障害
障害：重度物理障害
費用：99,800円(＋税)～
期間：1週間程度

※オプション料金別

お客様より

物件用の資料やテンプレートの保存用に使用しています。普段は私のPCにつないだままで仕事しているのですが、出かけているときに別の者がハードディスクを取り外して使用していました。帰社後作業を再開しようとパソコンにハードディスクを繋ぐと、ほどなくしてカチカチといった感じの音が聞こえてきて、まったくハードディスクにアクセスができません。資料系のデータがとにかく重要です。梅田大阪駅前店に持ち込みを希望します。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にてハードディスクの初期診断を行いました。起動は正常に行えていましたが、それ以降の操作を一切受け付けない状態でした。重度物理障害の案内を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

ハードディスクを開封し、ヘッド部分の交換作業を行いました。その後、専用機器を使用してクローン作業を実施しようとしましたが、挙動が不安定であったっため、ハードディスクの稼働調整を行いました。クローン作業を開始しなしたが、不良セクタが発生しているため、一部の領域で挙動が不安定になることもありましたが、負荷調整を行っていくことで、99.9%以上のディスク領域の読み出しに成功しました。論理領域内のデータへアクセスを行うと、フォルダやファイルの情報が確認できたため、ランダムのファイルオープン確認を行い、データの一時確保を実施しました。

復旧作業の結果

復旧可能なデータのリストを作成し、お客様に確認していただきました。リスト上では必要なデータが存在していため復旧作業としては成功と判断をいただいていますが、念のために指令いただいた一部ファイルのオープン確認を行いました。オープン確認は問題なく完了できたため、納品用媒体に取得データのコピーを行い、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

傷が入っていなければという前提がありますが、論理障害や物理障害より、重度物理障害を起こしているハードディスクの方が復旧率は高い気がしています。ヘッド交換を行うことにより、人の手が加わるため、リスクの高い作業となってしまうのですが、クイックマンでは熟練の技術者が対応するため、高いレベルでの作業が可能となっております。また、ご来店時もデータ復旧技術者が直接対応を行うため、適格なご案内を行わせていただいております。