データ復旧事例

誤ってデータを削除したノートパソコンからのデータ復旧（大阪市旭区　製造事務業）

投稿日：2020.03.30 更新日：2020.03.30

メーカー：東芝製(富士通製)
型番：MQ01ABD050(FMVNFD75W)
症状：操作ミスによるデータ削除
障害：論理障害(誤消去)
費用：39,800円(＋税)～
期間：2日程度

対応：梅田大阪駅前店

※オプション料金別

お客様より

テレワーク用に古いパソコンを引っ張り出して作業をしていました。テレビ会議を行いながらデータの入力を行っていました。ちょっとでも操作を軽くして使いたかったため、仕事が終わって不要データを削除していく際に、必要なデータも一緒に削除してしまいました。テレワーク自体は別のパソコンで対応できていますが、さすがに仕事のデータはどうしても必要なため、データ復旧をお願いしたいです。電車でもバスでも梅田へのアクセスが楽なため、梅田大阪駅前店に持ち込みたいです。

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診断の結果

おそらく問題なく動くであろうという前提で、念のためにハードディスクの状態を確認しました。特にこれといった問題がなかったため、論理障害で対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

現状保存のため、クローン作業を実施しました。クローンディスクに解析作業を行い、確認できたデータを一時確保し、お客様に確認を行っていただくことにしました。

復旧作業の結果

データの確認を行っていただいたのですが、もともとデータが存在していたフォルダも復旧できていましたが、データが存在していませんでした。ちょっと時間がかかりましたが、エクセルの拡張子でまとめられていた。フォルダの中に必要データが存在していることを確認していただき、復旧成功と判断していただけました。取り急ぎ、お客様と確認を取りながら当該ファイルの名前の変更を行い、あるべき場所に移動させてから復旧データをコピーしお渡ししました。

担当技術者より

誤消去データ復旧は、仰々しいですが時間との戦いとなる部分があります。今回のお客様の場合、とりあえずすぐに電源を落としていたということで、データは見つかりましたが、結果的にデータの管理を行っている領域の情報は削除されてしまっていたため、拡張子のデータでしかお渡しすることができませんでした。皆様が取り扱われるデータの中には会社の存続にかかわるようなデータが含まれることがあろうかと思います。特にデータ削除を行う際には必要以上のデータを削除されないよう、ご注意ください。