データ復旧事例

SCSI・SASハードディスクで構築されたRAIDサーバー機器からのデータ復旧!業者選びで失敗しないための確認すべき3つの注意点!

投稿日:2019.11.15 更新日:2019.11.15

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SCSI・SASハードディスクとは?

SCSI・SASとはハードディスクとコンピュータを接続するインターフェースの規格のことで、SCSIは“Small Compurer System Interface”の略、SASは“Serial Attached SCSI”の略です。

SCSI・SASハードディスクは主にサーバ等の高信頼性を求められるシステム用として、SCSIは1980年代から普及しはじめ、SASはSCSIの後継として2000年代から普及しています。

更にそれぞれに細かい規格等がありますが、ここでは簡単に、「SCSI・SASハードディスクとは少し特殊なインターフェース(コンピュータとの接続部)を持ったハードディスク」とご理解いただいただければ問題ありません。

 データ復旧という観点からすると、一般的なパソコンや外付ハードディスクとはインターフェースが異なり互換性も低い為、SCSI・SAS専用の機器が必要となります。

また、お問合せの内容としては、サーバ機器の為、法人様からのご依頼が多く、障害が発生したことで業務に支障がでているケースも多くあり緊急対応が必要なことが非常に多いです。

 業務に支障が出ている場合などは、最短でデータを復旧する必要がありますので、以下の項目をご注意いただきデータ復旧業者選びに役立てていただければ幸いです。

 

注意点① SCSI・SASハードディスクに即時対応できる機材はあるか?

SCSI・SASハードディスクのデータ復旧には一般的なハードディスクの復旧とは異なる専用の機材が必要です。

全国にデータ復旧会社は100社以上あるといわれていますが、2,3人程で運営されている会社様も多くあり、特殊なSCSI・SASの復旧に必要な専用機材が整っている会社は、ごくわずかで、そのほとんどが東京の会社です。

当社のメイン営業地域である大阪や京阪神地区でSCSI・SASハードディスクのデータ復旧を即日対応できる会社はほとんどない可能性があります。

ちなみに、当社ではもちろん即日対応可能です。

 診断してもらおうと店舗に持ち込んだものの、その場では診断できませんといわれ当社にお問合せいただく場合もございます。また、東京に送らないと診断できないといったケースもあるようです。

持ち込み前に必ず、お電話で機材が整っていて、SCSIやSASハードディスクの即日診断可能かどうかの確認を行うようにすることをおススメします。

 

注意点② SCSI・SASのRAID解析や重度障害対応の技術力・実績はあるか?

SCSI・SASハードディスクはサーバやワークステーションと呼ばれる機器にハードディスクを複数台搭載し、RAIDを構築し運用されているケースが多くあります。データ復旧を行う為にはハードウェアRAIDの解析技術が必須となります。また、ハードディスクの分解作業が必要な重度障害の難易度も一般的なハードディスクに比べ高くなります。RAID解析や重度障害対応の技術力や実績がないと、復旧作業に日数がかかったり、最悪の場合データ復旧ができない可能性があります。十分な技術・実績のある会社を選びましょう。

ちなみに当社では、一人で累計で5000件以上のデータ復旧実績を持つ熟練の技術者が複数在籍しており、難易度の高い案件は優先的に対応を行います。RAID機器の90%以上は即日で診断結果をお伝えしております。また、10台以上のハードディスクのRAID解析も3日以内には診断結果をお伝えすることが可能です。

お電話での相談の際に、サーバ機器の型番やハードディスクの台数などを詳しく伝え、対応実績があるかどうかの確認を行うことをおススメします。

 

注意点③ SQL等のデータベースや特殊データの確認は十分にとれるか?サーバ保守業者と連携をとり臨機応変に作業をすすめられる業者かどうか?

SCSI・SASハードディスクを使用したサーバ機器の場合、保存されているデータがSQL等のデータベースや会社の基幹システムであるケースが多くあります。保存されているデータだけを外付ハードディスクに移し納品をされたとしてもお客様の問題が解決しない場合があります。

SQL等の特殊データを運用するためには専用のソフトが必要であったり、サーバ自体を再構築する必要があります。復旧されたデータが正常に開けるかどうか?サーバの再構築はできるかどうか?などお客様の業務を平常に戻すためにサーバ保守業者と連携をとり段取りを詰める必要がある場合もあります。

サーバ機器の構築やシステムの構築はデータ復旧作業とは全く畑の違う技術の為、システム業者様との連携を嫌がるデータ復旧会社も中にはいらっしゃいます。

当社では、データ復旧をすることではなく、お客様の業務を平常に戻すことをゴールととらえサービスを行いますので、お手伝いできることはできる限り対応いたします。

 診断お申込み時に、システムの導入状況やデータの確認などお困りごとを全て伝えるようにしましょう。

 

【まとめ】

会社のサーバのトラブルで業務が滞っている。焦ってしまい冷静な判断ができない場合があります。

業務を平常に戻す為には、どうすれば良いかを整理し行動することが大切です。

データを取り出すだけではなく、お客様の緊急事態の解決を最後まで対応していただける業者を見つけましょう。

当記事で信頼できるデータ復旧会社を探し最短で問題を解決できる一助になれれば幸いです。

もちろん、クイックマンでもSCSI・SASハードディスクからのデータ復旧実績は豊富ですのでお困りの際は是非ご相談ください。

 大阪・神戸・京都を含めた関西一円、緊急の場合は出張対応も実施しております。

 

クイックマン(S&Eシステムズ株式会社)

フリーダイヤル:0120-775-200

 

嶌津 篤勝(しまづ あつかつ)
幼い頃から様々な機器の分解が大好きで、ハードディスクの分解組み立てスピードと正確さはクイックマン随一の分解スピードマスター。精度も高く、分解成功率はなんと90%以上!頼れる分解技術者です。

 

データ復旧 クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル 0120-775-200まで。

 

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