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Lenovo ThinkSystemサーバーのデータ復旧事例|RAID障害・起動しないトラブルの対処法

目次
Lenovo(レノボ)は中国・北京に本社を置くNASやファイルサーバーを開発している世界的に人気の高いメーカーです。
そんなLenovo社製のサーバー「ThinkSystem」は、企業のファイルサーバーや業務システムの基盤として広く利用されています。
ThinkSystemサーバーは優れた機能や性能を備え、セキュリティにも信頼性を持てる機器です。
ThinkSystem SR850などのデータベースや仮想環境にも対応できる大規模事業向けハイパフォーマンスサーバーから
ThinkSystem ST50という小規模オフィス向けタワーサーバーまで豊富なラインナップがあります。
しかしながら、長期運用する中でHDDの故障やRAIDの障害、突然の起動トラブルなどがどうしても発生してしまいます。
バックアップ管理などの備えをおこなっていないと、トラブル発生時に焦ることになります。
特にThinkSystemサーバーではRAID構成による運用が多いため、HDD障害やRAID崩壊なども起き、むやみに操作すると状況の悪化を招きます
そのため、ThinkSystemサーバーの障害が発生した場合は迅速なデータ復旧対応が重要になります。
この記事では、Lenovo ThinkSystemサーバーで実際に発生したトラブルの事例とデータ復旧の対応内容を紹介するとともに、ThinkSystemサーバーに障害が発生した際の正しい対処方法について解説します。
ThinkSystemサーバーのデータ障害のご相談内容
企業内でファイルサーバーとして使用していたLenovo ThinkSystemが突然起動しなくなり、保存していたデータへアクセスできなくなったというご相談をいただきました。
サーバーには業務で使用している重要なデータが保存されており、早急なデータ復旧が必要な状況でした。
管理者の方が状況を確認したところ、RAID構成のディスクに異常が発生しており、サーバーが正常に起動できない状態となっていました。
サーバー障害が発生すると、業務の停止やデータ損失のリスクが高まるため、迅速な対応が重要になります。
障害機器の情報
今回のデータ復旧事例における機器構成は以下の通りです。
・メーカー:Lenovo
・サーバーシリーズ:ThinkSystem
・使用用途:社内ファイルサーバー
・RAID構成:RAID5
・HDD台数:複数台構成
・症状:サーバー起動不可、RAID異常
RAID構成のサーバーでは、複数のHDDを組み合わせて冗長性を確保しています。
しかし複数台のディスクに障害が発生した場合はRAIDが崩壊してデータへアクセスできなくなることがあります。
診断結果
専用設備による診断を実施した結果、RAIDを構成しているHDDのうち複数のディスクに不良セクタが発生していることが確認されました。
RAID5構成では通常、1台のHDD故障であればデータを維持することが可能ですが、
今回のケースでは複数のディスクに障害が発生しており、RAIDが正常に機能しない状態となっていました。
このような状態では、通常のサーバー操作ではデータへアクセスすることができないため、専門的なデータ復旧作業が必要になります。
データ復旧作業の内容
今回のThinkSystemサーバーでは、以下の手順でデータ復旧作業を実施しました。
1. HDDの状態確認とクローン作製
まず、RAIDを構成する各HDDの状態を詳細に確認します。
次に物理障害が発生しているディスクをデータ復旧専用機で制御しながら、セクターレベルの情報を可能な限り読み取ります。
オリジナルハードディスクへの負荷を最小限に抑えるため、クローンを作製した後、次の作業をおこないます。
2. RAID構成の解析
クローンハードディスクを用いて、RAID情報の解析をします。
RAIDのイズやディスク順序などの情報を分析し、元のRAID環境を再構築することで、データの再現を試みます。
3. データ抽出
RAID再構築後、ファイルシステムの整合性を確認し、必要なデータを抽出します。
企業データの場合、フォルダ構造やファイル名の保持も重要となるため、可能な限り元の状態に近い形でデータ復旧を行います。
復旧結果
今回のデータ復旧作業により、業務で使用していたファイルの大部分をデータ復旧することができました。
復旧データはお客様に確認していただき、業務に必要なデータが問題なく復元されていることを確認していただきました。
サーバーの障害は突然発生することが多いため、重要なデータが保存されている場合は、定期的なバックアップを行うことが重要です。
ThinkSystemサーバーでよくあるトラブル
Lenovo ThinkSystemサーバーでは、以下のようなトラブルによるデータ障害の相談が多く寄せられています。
・RAID構成のHDD故障
・RAID崩壊によるデータアクセス不可
・サーバーが起動しない
・RAIDコントローラーの障害
・誤ったリビルド操作によるデータ消失
特にRAID構成のサーバーでは、障害発生時の対応を誤るとデータ復旧の難易度が大きく上がる場合があります。
ThinkSystemサーバー トラブル発生時の初期対応
ここでThinkSystemにトラブルが発生した時の初期対応をご紹介します。
①再起動
ThinkSystemサーバーは再起動してみることでエラーが解消され正常起動する可能性があります。
ただし、1度再起動してもエラーが解消されず正常起動できない場合は何度も繰り返し再起動は
行わないようにしましょう。
その理由は症状を悪化させてしまったり、ハードディスクやSSDの記録情報が書き換わってしまったりする
可能性があるためです。
②ケーブル再接続
当たり前のことですが、ThinkSystemサーバー本体のケーブル類が抜けてしまっていると
正常に動作することはできません。
電源ケーブル、LANケーブルなどの接続に問題がないかを調べ可能であれば代替品と
交換してケーブルに問題がないかを切り分けると良いでしょう。
③リビルドはしない
リビルド作業はすべてのハードディスクでデータを全面的に書き換えるため、
ハードディスクにかなりの負荷がかかる作業となります。
残る他のハードディスクも寿命が近いと考えられるため高負荷がかかるリビルド作業は
絶対にNGとなります。
実際にご依頼いただく事例でディスク交換後リビルドをしている最中に
正常だったほかのハードディスクが故障してデータ復旧の難易度が上がった状態でご相談いただくケースは多いです。
④RAIDタイプを確認する
再起動してもダメでケーブル類も正常につながっている状態であれば
データ復旧業者に依頼する必要があります。
データ復旧を行う上でRAIDタイプやハードディスクの台数が重要となりますので、
ThinkSystemサーバーの構成情報の確認が可能であれば確認しておくと良いでしょう。
ThinkSystemサーバーは一般的に以下のようなRAIDタイプが使用されます。
・RAID0
・RAID1
・RAID5
・RAID6
・RAID10
わからない場合は深追いせずにわかる範囲でデータ復旧業者に相談するようにしましょう。
ThinkSystemサーバー トラブル発生時の注意点
ThinkSystemサーバーにトラブルが発生した際にはメーカーの保守対応で
サーバーが正常に起動するようになる可能性があります。
ハードディスクやSSDに不具合が発生していないことが確認できている際には、
メーカー保守対応も有効な手段となります。
しかし、メーカーはデータ復旧に関してのサポート体制が乏しく、技術的にも十分ではないことが多いため
データを取り出すことが最重要であればデータ復旧業者に依頼するほうが良いでしょう。
失敗しない業者の選び方

1.技術力のある業者を選ぶ
技術力のあるデータ復旧業者とは、
ハードディスクの物理障害以上の対応、RAIDのデータ復旧対応が可能で、
過去に同じメーカーで同じような症状のデータ復旧に成功した実績があるところです。
データ復旧の成功確率は技術力の高さによって大きく異なります。
技術力の高いデータ復旧業者は専用のツールやソフトを使い高度な
データ復旧作業が可能です。
備えられている設備や復旧実績を確認し、信頼できる業者に依頼しましょう。
2.料金
データ復旧の料金は業者によって大きく異なることがあります。
無料診断見積もりが可能な業者にまずは見積もりを依頼し、
予算を大幅にオーバーしていないかを確認しましょう。
ただし、料金が安いだけで技術力に問題がある・対応が悪い業者に依頼すると
データが復旧できない可能性があるため注意が必要です。
3.口コミを確認する
Googleクチコミ等、過去の利用者の声を確認することもデータ復旧業者を選ぶ
ポイントとなります。
クチコミは桜投稿など一概には信用できない投稿もありますが、
「復旧できていないのに高額な費用を請求された」
「最初高額な見積もりが出て、依頼をキャンセルしようとすると半額以下になった」
「今すぐ作業しないとデータが復旧できなくなると脅された」
など明らかに満足度の低いクチコミが多い業者は要注意です。
対応機器一覧
タワー型ThinkSystemサーバー
Lenovo ThinkSystem SN550
Lenovo ThinkSystem SN850
Lenovo ThinkSystem SD650
Lenovo ThinkSystem SD530
ThinkServer TS150
ThinkSystem ST50
ThinkServer TS460
ThinkSystem ST250
Lenovo ThinkSystem ST550
ThinkServer TS450
ラック型ThinkSystemサーバー
ThinkSystem SR250
System x3250 M6
ThinkServer RS160
Lenovo ThinkSystem SR670
Lenovo ThinkSystem SR650
Lenovo ThinkSystem SR630
Lenovo ThinkSystem SR590
Lenovo ThinkSystem SR570
Lenovo ThinkSystem SR550
Lenovo ThinkSystem SR530
その他型番のThinkSystemサーバーでもご対応可能です。
◆サーバーのデータ復旧についてはこちら
https://www.quickman-pc.com/service/nas/
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