データ復旧事例
DroboのRAIDストレージが認識しない原因と対処法 データ復旧の実例から解説します
Droboのストレージが認識しない
DroboのRAIDストレージが突然認識しなくなり、アクセスできなくなるというトラブルの相談をいただく事があります。
データを保存する機器も様々で、中小企業や部署ごとのデータ保存でファイルサーバーとしてよく使用されているのがNAS。
現在ではIODATA、BUFFALO、QNAP、Synologyといったメーカーの機器をよく目にしますが、少し前はDroboの機器も導入されていました。
その頃から数年が経ち、故障時期に差し掛かっているのかもしれません。
トラブルの内容によりますが、誤った対応をするとデータ消失のリスクが高まります。
本記事では、Droboが認識しない原因と対処法を解説するとともに、実際のデータ復旧事例をご紹介します。
Droboが認識しない主な原因
■ 本体(筐体)の故障
Drobo本体の電源ユニットや基板の不具合により、正常に起動しないケースがあります。
■ RAID構成の障害
Drobo独自のBeyondRAIDが破損すると、データ領域が認識されなくなります。
■ ハードディスクの故障
複数台のHDDに障害が発生すると、RAID崩壊によりアクセス不能になることがあります。
■ ファイルシステムの破損
不適切な取り外しや停電などにより、論理障害が発生するケースです。
※Droboのトラブル症例や対処法については以下のページで詳しく解説しています。
▶ Droboのデータ復旧・アクセス不可からの復元方法|症状別パターンと赤ランプ点滅時の注意点
【復旧事例1】Droboがdashboardで認識していない~
メーカー:Drobo
型番:Drobo 5N
お客様の状況:Droboがdashboardで認識しない。
障害:ディスク1台の物理障害+論理障害
期間:4日間
法人のお客様から
仕事で使用しているDrobo5Nにアクセスできなくなりました。dashboardから確認を使用とたところ、認識していない状態でした。これまで何度かハードディスクの交換などは行ったことはありましたが、今回のようなケースは初めてで困っています。
筐体の問題かと思い同型番のDrobo5Nを購入しようかともと考えましたが、仕事で使用する大切なデータが保存されておりデータ消失のリスクがあるため、専門業社に依頼をすることにしました。
対象機器は「Drobo 5N」。内部にはHDDが5台搭載されており、RAIDが組まれています。
診断結果~5台中1台のハードディスクに物理障害~
内蔵ハードディスクを取り出し専用機器で診断した結果、5台中1台のハードディスクに物理障害が発生していることを確認いたしました。
また、Droboの特殊RAIDの為、通常の解析方法ではデータの復旧ができないことを確認いたしました。
Drobo復旧作業にチャレンジです
物理障害が発生しているハードディスクの物理障害処置および、RAIDの解析作業を実施しました。
DrobonのRAIDはBeyondRAIDと呼ばれる特殊RAIDで容量の違うハードディスクでもRAIDを構築できる反面、データ復旧作業では非常に難易度が高くなります。作業時間のほとんどの時間はRAIDの解析作業に使用することになります。
クイックマンのエンジニアが丸2日間、解析作業を行うことでお客様のデータを確認することができました。
復旧作業の結果~Droboからの復旧率は99%以上~
取得できたデータを店頭でお客様に実際にご確認いただいた結果、必要なデータは全て復旧でき、また他のデータについてもフォルダ構成やランダムに確認した結果、問題なく復旧できているとのご判断をいただくことができました。
担当技術者から
DroboがDashboard上に表示されない場合、多くのケースで障害が深刻化しており、個人での対処だけでデータを復旧するのは難しい状況と考えられます。そのため、専門業者による対応が必要になる可能性が高いといえます。
【復旧事例2】データアクセスできなくなったNAS(Drobo 5N)からのデータ復旧
メーカー:Drobo製 (内蔵:WesternDigital製)
型番:Drobo 5N (内蔵:WD30EFRX等)
症状:クライアント端末からアクセスできない
障害:物理障害
期間:約3日
サービス業をされている法人のお客様から
会社の共有サーバーとして使っているDrobo製のNASで起動はしていますがアクセスできなくなりました。休み前の金曜日までは正常に使えていましたが、週明けの最初に出勤した者がアクセスしようとしたときから使えていないみたいです。中のデータは大量に入っていたと思いますが、一部重要な部分だけでも取り出せればいいと思っています。
対象機器は「Drobo 5N」。内部にはHDDが4台搭載されていました。
診断の結果
データ復旧クイックマン心斎橋本店にお持ち込みいただき、専用機器で4台のHDDの状態をお調べしました。診断の結果、3TBのHDD2台に不良セクタが発生しており、正常に認識できない状態になっていました。お客様に状況をお聞きすると、3TBのHDDは最初から入れている物で、6TBのHDDは後から容量が足りなくなったため増設したHDDとのことでした。今回は古い3TBのHDDが経年劣化等の原因により障害が発生したと考えられます。

復旧作業にチャレンジです
専用機器で不良セクタが発生している3TBのHDDのクローン作成作業を実施しました。作業の過程で不良セクタを取り除きながら進め、最終的に2台とも99.99%以上の精度でクローンHDDを作成することができました。クローンHDD2台と元の6TBHDD2台とでRAID解析を実施しました。DroboはBeyondRAIDというかなり特殊なRAIDで構成されているため、通常ではありえない容量の違うHDDでも組み合わせることができますが、そのRAIDの構成情報を調べることはかなり難易度が高いです。ですがクイックマンでは過去の対応事例に基づき、速やかにRAID解析を実施することが可能です。正しいRAID情報を割り出し、4台のHDDでRAIDを構成することでお客様のデータを確認することができました。
復旧作業の結果
確認できたお客様のデータですが、全体で10TB以上のデータであったためお客様に必要なデータの選定をおこなっていただきました。そして、必要なデータのみをまずは納品用HDDへコピーして先にご納品させていただきました。残るデータはコピー完了後、後日ご納品させていただきました。
担当技術者より
Drobo製のNASはBeyondRAIDというかなり特殊なRAIDで構成されています。そのため一般的なパソコン修理ショップ等では対応することができません。Drobo製のNASでトラブルが発生した場合はデータ復旧を専門でやっている業者に相談することが復旧までの一番の近道となります。データ復旧クイックマンではDroboの復旧実績が多数あるため、トラブルの解決スピードが早いと自負しています。
Droboの復旧は専門対応が重要な理由
Droboは独自のRAID構造(BeyondRAID)を採用しているため、
一般的なRAID復旧よりも難易度が高い機器です。
そのため、誤った対応を行うと復旧が困難になるケースもあります。
Droboのトラブルは、早期対応が復旧率を大きく左右します。
・他社で断られた
・重要データが入っている
・何をしていいかわからない
このような場合でも、お気軽にご相談ください。
当社で復旧した、その他Droboの事例
【クイックマンからのお知らせ】
急ぎでデータが必要ということでデータ復旧のご相談をいただくことが増えてきています。
特に大阪市内の場合、出張費無料でのデータ復旧のご提供が可能です。
詳細は下記よりご確認ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
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(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
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嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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