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Windows Serverの障害別データ復旧◆起動しない・RAID崩壊・ディスクエラー【Windowsサーバー】

2021.07.02

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Windowsサーバー機は、主に企業の業務用としてビジネスデータの管理や共有に利用されます。

これらのシステムやデータは企業にとって屋台骨であることも多く、

Windowsサーバー機の障害は企業の経営に影響を及ぼすこともあります。

 

従ってその復旧作業は緊急性の高いものとなりがちです。

しかしながらサーバー機の復旧手順に対する知識は担当者によって様々で、

どの機械がサーバー機かすらご存じないようなケースもございます。

 

ただ、Windowsサーバー機に詳しければ解決できるというものでもなく、

その障害の内容に応じて、自社内で対応可能な障害か、業者に依頼すべき障害かを、

いかに確実に速やかに切り分けできるかが、Windowsサーバー復旧の決め手となります。

 

その切り分けのお手伝いができるよう症状別にデータ復旧の対処法をまとめてみました。

 

 

Windowsサーバー機とは?

 

WindowsサーバーとはWiondwsのサーバー用OSがインストールされた端末のことを指します。

普通のデスクトップパソコンにWindows2019をインストールすることもできますが、

Windowsサーバーは常時稼働が前提となる場合が多く、

信頼性、安定性の高い部品を使うことが求められるため、

サーバー専用機を使うことが多いです。

ではサーバー専用機にはどういったものがあるでしょうか?

 

NEC Expressサーバー

 

富士通 PRIMERGYサーバー

 

東芝 MAGNIA

 

日立 HA8000V

 

DELL PowerEdge

 

hp ProLiant

 

Lenovo ThinkSystem

 

 

これらは中小企業の基幹システムやファイルサーバー等で使われる事の多い機種です。

他にもただのパソコンのような小ささのサーバーから、

冷蔵庫より大きなものまで用途に応じて様々です。

 

メーカーやラインナップによって特徴がありますが、

基本的な構成としては

 

・Xeonなどのサーバー用CPU

・ECCメモリ

・SASハードディスク

・冗長化電源

・ハードウェアRAID

 

といった信頼性や耐久性、継続性に優れた特徴を持ちます。

 

その中でもサーバーを復旧するという観点からすると、

RAIDの構成は重要なポイントです。

この設定に思い込みや勘違いがある為に、対処法を間違えて症状を悪化させてしまい、

データ復旧業者へ慌てて持ち込むも、すでに完全な復旧はできなくなっていた。というケースは多いです。

RAID5、RAID6、RAID10などHDD4台以上の構成において、

RAID構成を正しく把握していらっしゃるお客様は全体の6割程度でしかないと、これまでの統計からでております。

3割は構成不明、残り1割は記憶(記録)違いです。

RAID構成がわからない場合、自力でのデータ復旧は難しいとお考え頂くのが良いかと思います。

 

 

Widnowsサーバーの障害

 

〇電源ボタンを押しても反応が無い

電源ボタンを押しても何も反応が無い場合、電源装置、マザーボードの故障の可能性が高いです。

電源装置、マザーボードを交換すれば正常動作する可能性がありますが、

リスクを下げるためには修理の前にデータ復旧業者に依頼されるのが安全です。

 

〇ビープ音が鳴る

起動時にビープ音が鳴り起動しない場合は、メモリの故障、CPUのエラー、ケースが空いているなど原因は様々です。

インフォメーションに表示される故障内容やビープ音から原因を特定、メーカー修理で対応可能な場合が多いですが、

依頼時にデータの消失リスクが無い事だけはしっかりとご確認ください

 

〇メーカーロゴの後、黒い画面で止まる

メーカーのロゴまではでるが、そのあと黒い画面で止まる場合は、

RAIDアレイが崩壊している場合やHDDが故障している場合が多いです。

無理にHDDからデータを取り出そうとすると、物理的症状を悪化させたり、

RAID構成を上書きや破壊してしまう可能性があります。

データ復旧業者へ依頼されるのがいいでしょう。

 

〇Windowsのロゴはでるが、起動しない

Windowsのロゴまで出て起動できない場合は、HDDの不具合かもしれません。

パソコンですとOSのクラッシュが疑われますが、サーバーOSはOSがクラッシュすることは少なく、

ハードディスクに読み込めない領域があることにより発生した症状かもしれません。

メーカー修理に依頼された場合、HDDの交換、又はOSのリカバリを提案されます。

結果データ消失の危険がありますので、ご依頼時にはご注意ください。

 

〇RAID構成のHDDが1本壊れた

RAID構成のHDDに故障が発生した場合、

インフォメーション表示やHDDランプで故障を知ることができます。

RAID5やRAID6の構成の場合、ディスクの故障が発生しても、

ディスク交換により対応可能です。

故障したディスクを交換し、リビルドをおこなうことで元の構成を取り戻せます。

ただ、このリビルドという機能は失敗の多い機能でもあります。

RAID構成で1台が故障する状況というのは、

すでに他のHDDも長期間使用しているケースが多く、

リビルドの高負荷に耐えきれないケースや、

不良セクタがある場合など多重故障に繋がる危険な状況です。

 

〇誤って削除した

ネットワークでサーバー内のフォルダを共有する場合など

ゴミ箱機能が使えないケースがあります。

誤消去されたデータを復旧する場合、サーバーのHDDから誤消去データを解析する必要があります。

市販の復旧ソフトなどで対応できる場合もありますが、

ご注意が必要なのは、サーバーを起動したり、サーバーに復旧ソフトをインストールしたりしてはいけない

ということです。対応を誤るとデータ領域が上書きされ取り戻せなくなる可能性がありますので

確実に取り戻すためにはデータ復旧業者にご依頼されるのが良いでしょう。

 

〇水没・停電・火事・衝撃

被災したWindowsサーバー機は外傷が無くても電源を入れるのは危険です。

水没、停電、火事などの場合は、データを守るためにまずはデータ復旧業者にご相談ください。

特に水没の場合、HDD内部に水分が入った状態で電源を入れると、

データ記録面が傷だらけになります。

そうなるともうデータの取り出しは絶望的になります。

 

 

Windowsサーバー復旧作業時におこりやすいトラブル例

 

〇メーカー保守に入っていない(期限が切れている)

メーカー保守に入っているとサーバー機の場合、当日または翌日にはサービスマンが出動してくれます。

ただ、5年を超えたサーバー機など保守が切れている場合や、保守契約の更新をしていない場合など、

保守契約が無いまま利用しているケースは非常に多いです。

 

〇メーカー修理で交換HDDを持って帰られてしまう

メーカー修理でHDDを交換、リビルドをおこなった場合、メーカーは故障HDDを持って帰ります。

それ自体は当然なのですが、リビルドに失敗した場合など、データの復旧に元の故障HDDが必要になる場合があります。

故障したHDDは、必要なデータをすべて確認するまでは手元に残すのが良いでしょう。

 

〇RAIDのリビルドに失敗する

リビルドの失敗も実際に良く発生します。

リビルド作業はHDDに高負荷をかけますので、リビルド中に別のHDDが故障するケースは思いのほか発生します。

同時期に購入したHDDで1台が故障したということは、他のHDDも故障しやすい状態だと注意が必要です。

できればリビルド前に重要データの確保をおこなってください。

ただ、すでにHDDが1台故障しているRAIDですので、

あまり高負荷をかけるのは望ましくなく、

判断が難しいようであれば作業前に一度ご相談ください。

 

〇RAID構成がわからない(勘違いしている)

RAIDを組まれたHDDが故障した場合、そのRAID構成によって対応方法が変わります。

ただ、RAID構成がわからない場合や、勘違いしているケースがあります。

RAID構成がわからない状態での対応は重症化の原因になります。

RAID構成に確信が無い場合は進め方を注意深くご検討ください。

 

〇RAIDアレイを削除してしまう

データへのアクセスがうまくいかない場合に、

誤ってRAIDアレイを削除してしまうケースがあります。

RAIDアレイを削除していますと

自社でデータを復旧するのはかなり難しくなります。

特にアレイ削除後に、新規でRAIDアレイを上書きしてしまうなど、

症状を悪化させてしまうケースも目立ちます。

RAIDアレイの操作は確信がないまま、おこなうことのないようにご注意ください。

 

〇バックアップが無い

Windowsサーバーに障害が発生したとしても、

バックアップさえしっかりとれていれば安心です。

しかしながらバックアップがしっかりと取れていないケースは多いです。

ディスクの容量不足、設定ミス、引継ぎミスなど様々な要因でバックアップが取れていないと、

故障したサーバーからなんとかデータを復旧するしか無く、作業手順を難しくします。

 

〇古くてパーツが入手できない

10年以上経過したサーバー機などでは、メーカー側でも部品が調達できなくなります。

こうなると修理ができず、復旧したデータを別サーバーへインポートするしかなくなります。

 

〇そもそも管理者がいなくて何もわからない

小規模の事業所の場合、担当の退職などで管理者が不在となり、

いざトラブルという時に、何も情報が無いというケースがあります。

こういった場合、優先順位の把握から問題の切り分けまで急ぎ対応が必要となりますので、

できれば信頼できる業者にご依頼されるのが良いかと思います。

 

 

仮想サーバーのデータ復旧

 

最近、Windowsサーバー(オンプレミス)のデータ復旧をご依頼頂く場合、

Hyper-Vなどで作成された仮想サーバーのイメージデータ(VHDファイル)が

最重要ターゲットデータであるケースが増えました。

こういったケースでは他のデータが復旧できていたとしても、

このVHDファイルが破損していると意味がありません。

VHDファイルは容量が大きいため、

ディスクに不良セクタが発生するとイメージファイルが破損する恐れもあります。

単純にHDDが読めるようになればいいというわけではないので、

技術力や経験値がモノをいいます。

また、スピードも求められますので対応力の高い業者を選択されることをお勧めいたします。

 

 

ポイントは確実に問題を切り分けること

 

サーバーのクラウド化も増えましたが、

まだまだオンプレミスのサーバーを運用している中小企業も多いです。

トラブル時のマニュアルや対応方法まで万全だという企業はほとんどありません。

緊急度が高い以上どうしても焦ってしまうと思うのですが、

その結果事態を悪化させているケースを良く見かけます。

まずは単純で、すぐに確認できることから、焦らず、確実にトラブルの切り分けをおこなってください。

わからない場合は、専門家に頼るのも解決の早道だと思います。

 

 

 

 

突然の機器トラブル、緊急でデータ復旧が必要な際はクイックマンにご相談ください。

クイックマン(S&Eシステムズ株式会社) フリーダイヤル:0120-775-200

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